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 このテの本を自分で買って読むようなことなどないけれど、図書館にあったから手にとってみた。ツイッターって最近良く聞くけれど使ったことはない。
 読み終わってみたところで、社会勉強のために登録はするだろうけれど、殆ど使わないだろう。このヤフーのブログですら、人とのコミュニケーションを欲してしているのではないのだから、私のような者は、とてもではないけれどツイッターに魅力を感じることなどない。

 

 

【140文字のコミュニケーションインフラ】
 Twitter は、「今、何してる?」 を伝えるメディアとして、2006年7月に誕生した、テキストだけで140文字を投稿する、実にスマートかつシンプルなサービスだ。(p.14)
 わずか140文字! そんなに短くて何を書けるというのだろうか?
 主に携帯から投稿する参加者を想定していたのであろうか。
 Twitter を辞書で引けば、動詞で 「(小鳥が)さえずる」 という意味だから、(人間みたいに)長く話すな(書くな)ということか。
 「Twitter の普及は、テクノロジーの勝利ではなく、人間性に依るもの。コミュニケーションインフラとして意義ある形で存在してゆく」 (p.14)
 社会が砂漠化している分、ツイッターのようなサービスが利用されるということなのか。
 多くの人々は、体系だった内容を語りたいのではなく、単に “さえずりたい” だけなのか。

 

 

【保存件数】
 2010年3月15日時点の開発者向け資料に依れば、保存されるツィートは3,200件までとなっている。(p.40)
 Twitter のツィートをブログのように変換するサービス。ユーザー登録すれば、3,200件以上のツィートを保存できる。(p.41)
 リアルタイム性重視のツイッターだから、過去のツィートは強いて保存する必要はないとも考えられるけれど、やはり保存しておきたいと思う人もいるのかもしれない。
 そんな中、米Google は、現地時間の2010年4月14日、ツィートをアーカイブして検索できるようにすると発表した。スタート直後は英語のみだが、おそらくいずれ日本語のページも登場するだろう。
・・・(中略)・・・ 
 過去のツィート検索が可能になることで、Twitter のありようがどう変わるか(あるいは変わらないか)。どのような答えが出るのか、個人的にも楽しみである。(p.98)
 まったく。

 

 

【81】
 ツイッターとは直接関係ないけれど、
 81は日本の国番号を表わす。(p.141)
 アルファベット2文字の国別コードとして、URLやアドレスについている jp が日本を表わしていることを知らない人はいないだろうけれど、国番号は国際的な業務にでも携わっていなければ知らないで済んでしまう。知らなくても何等支障はないけれど、知らないより知っていたほうがいい。

 

 国別コードに関しては、知っていた方が何かと便利だから、アメリカ、イギリス、台湾、韓国、中国くらいは知ってないとね。
   《参照》   国別コード 

 

 

【Twitter マーケティング】
 Twitter マーケティングにおける成功の秘訣は、「いかに顧客と良質な関係性を構築できるか」 だと言えそうだ。デルとUCCの差は、Twitterを 「顧客とのコミュニケーションメディア」 として捉えたか、一方通行の 「販促活動の場」 として捉えたかの差であろう。(p.159)
 これはTwitter に限ったことではない。SNSの Yahoo days にしても、下半身産業のマーケティングとしての愚劣なアクセスばかりで、すっかり使う気を失くしたほどである。
 良質なコミュニケーションを損なう、単なる金銭目当てのしかも悪質で愚劣で低劣な利用者が跳梁跋扈すれば、そのフィールドは活きないのである。
 「いつも、私のブログに下品な内容をコメントしたりトラックバックする、トラックバッカーさん、そのバッカーぶり、いい加減にしてくれませんか?」
 どうせ、ブログの内容も読まずにトラックバックしているのだろうけれど、自分自身の悪質さと低能ぶりを自覚できない人物や企業というのは、ほとほとウザイというか、人類にとって極限的にマイナスな存在である。愚者は学ばないから、死ぬまで愚行を続けるものである。
 
 
<了>