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 五日市さんは工学博士。矢山さんは医師。
 それぞれ、体験や仕事を通じて “魔法の言葉” すなわち 「ありがとう」「感謝します」 という言葉が運命に大きく関わっていることを説明している。


【叶う:五日市】
 「叶」 という漢字をあらためてよく見ると、「プラス」 のことだけを 「口」 にしていると 「叶」 いやすくなることを示唆しています。
 しかし、ひとことでも 「マイナス」 の言葉を発すると 「吐」 となり、叶うどころか、ただ願い事を言っているだけ (吐いているだけ) ・・・・ となります。そうならないためにも、マイナスの想念や言葉には気をつけたいものです。漢字ってうまく出来ていますね。   (p.27)
  “もしも願いが叶うなら、吐息を白い薔薇に変えて・・・” という歌詞があるけれど、五日市説に従えば、吐息は決して白い薔薇にならないことになる。
 ロマンティックな歌詞にウダウダ解釈を加えている自分がアホらしく感じられる・・・・・・・・。
 実現しようがしまいが、土曜の夜と日曜の夜はこの曲を聴きながら、乙女の感傷で恋に酔っていたらいいじゃないですか、って思いつつの金曜の夜。
 それにしても、吐息と白い薔薇は何故かイメージ的に良く合っている。
 吐息の 「吐」 がプラス・マイナス・ゼロだから、白に合うのだろうか・・・・。

 

 

【脳はこのように反応する:矢山】
 「つらい、苦しい、もう嫌だ」 と人間がマイナスの言葉を言い続けると、そのマイナスの言葉が持つ不快なイメージ情報が、大脳にある大脳辺縁系と基底核に刺激として伝わります。
 反対に 「ありがとう。感謝します」 といったプラスの言葉を使うと、大脳辺縁系と基底核にプラスの言葉特有の 「快」 のイメージ情報が伝わります。その結果、脳内に緊張状態を解くセロトニンが増えて、また、快の神経ホルモン、ドーパミン、エンドルフィンも増えて、病気や痛みの原因となっていたストレス物質をとりのぞくことが可能になってくるのです。    (p.125)
 恋愛進行中は 「快」。
 やや危うくなると、「つらい」 と思えて 「不快」 の側に振れだす。
 失恋確定で、「不快」 のイメージ確定。
 でも、回復したいなら、再度、恋愛にチャレンジするしかない。決して逃げてはいけない。
 「不快」 を 「快」 にしたいのなら、プラスの言葉で「快」のイメージ情報を、脳に送り続けて、成功するまで続けること。
 それが、唯一の方法である。
【「ありがとう」の効果】
 
<了>