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 著者の場合は、アイデアを求めて読書をしているらしい。いうならば仕事であろう。私の場合は単にヒマ潰しである。積極的な目的のない私のような読書は、読んでいるからといってもその実体はかなり空虚である。
 目的を持って日々実践できることは読書以外にいくらでもある。目的のない読書よりは、目的の明確な語学などに専心して時間を費やしている人々の方が、遥かに有意義で価値ある人生をおくっている。

 

 

【本を読んでいないのは・・・】
 本を読んでいないのはヒマな証拠 (p.3)
 何もせずに終わってしまう週末がある。ターボがかかって5冊読んでしまう週末もある。私の場合は、本を読んでいるか映画を見ているかしていないとヒマになってしまう。
 

【本を読んでいないと、反対論者・否定論者になる】
 本を読んでいないと、人間はますます反対論者になってきます。
 反対論者ならまだいいのですが、否定論者になってきます。
 否定論者からは、新しいアイデアは生まれてきません。   (p.108)
 これは、確かに言える。一種の自己防衛である。(韓国人が「反日」でムキになる性がこれである)
 アイデア不在は、反対論者や否定論者だけではない。
 何事にも無関心な者は、余計な知識を持っていない分、時に斬新な発想を示してくれて面白いけれど、多くの場合は、引き出しが少なすぎて、偶然を2度は期待できない。

 

 

【変な場所で、本を読もう・・・!?】
 リクルートという会社は、面白いアイデアを次々と出してビジネスに結び付けています。
 この会社の強みは、面白いアイデアの出し方を知っていることです。
 たとえばブレーンストーミングをやる場合、会議室ではアイデアはもう全部で尽くしていますから、それをラブホテルでやってみる。 (p.157)

 ラブホテルで会議をすることに抵抗があるような会社は、しょせん発想的にも限界が在るということです。
 変な場所で、本を読もう。 (p.160)
 ラブホテルで読書してみるのぉ・・・う~ん。
 アイデアはアウトプットであるけれど、アイデアの前提となる読書はインプットである。
 アイデアの創出に場所を変えてみるのはいいだろうけれど、読書の場合はどうだろう。
 まあ、読みながら閃くこともあるのは確かなのだけれど・・・・。
 
<了>