典型的なアメリカの家庭のクリスマスを舞台として、描かれている。
 レビューには、理想とは違っても本当に欲しいものに気がつく幸せ探しの物語とある。
 所々で笑えるし、ややシンミリもできる映画だった。
 しかし、チャンちゃんにとっては、遠い・・・・・・。


【違和感の正体】
 レビューどおりの映画内容なのだけれど、自分には、全体的に、シックリこない映画だった。
 その理由は、おそらく、2つある。

 一つは、やや一般的とは言いがたい家庭文化、母親の病気の再発、幸せ探し、兄弟姉妹3人の恋愛など、が輻輳していて、シンプルな良さが薄まってしまっていたこと。

 そして、もう1つは、起用されている女優さんの外見にある。
 前者については、そういうシナリオなのだから、しかたがない。シナリオが浮いている。
 後者については、ヒロインのメレディス(サラ・ジェシカ・パーカー)とその妹役(クレア・デインズ)など、日本人的容貌からかけ離れてい過ぎるからのように思う。歌手のマライヤ・キャリーとか、女優のダイアン・レインなど、日本で人気のある人々は、やはりどこかしら日本人的な雰囲気が感じられる。しかし、この映画のヒロインの妹役は典型的な北欧的美人なので、チャンちゃんには全く無理である。容姿・容貌は個人の魂の記憶に関わる好みの問題なのだろうから議論の余地はない。

 

<了>