職安で見つけた仕事
障害者の手すりを作る仕事
自転車で15分の町工場
パンをかじりながら
結局俺は三月もしないうちに職場から逃げ出した
指を傷め腰を傷め親父から逃げ出した
当たり前のことが出来なかった
当たり前にいきたいと思った
町の男になれなかった
一人の女と子供小さな仕事守っていくなんて
町の男になれなかった
夢を捨て勇気を持って歩いていくなんて
大粒の汗を流しながら親父はヤスリで磨く
太い指でひたすらに
扇風機は燃えている
俺は溶接に回され喉を傷めながら働いた
パートのおばちゃんジュースをくれてその後誘われた
町の男が俺に声かける
町の男に俺は殴られた
町の男に俺は泣かされた
町の男が俺から去ってゆく


実家から東京に帰る高速バスの車内でこの文を書いている。


久しぶりに見る田舎の空は青く、久しぶりに見る夕焼けは赤い。


中途半端な田舎の地方都市だし、ヤンキーや不良だらけだし、仕事は無いし、古着屋もレコード屋も古本屋も無い。この街には嫌な思い出ばかり。
だが、それでも嫌いになれない何かがあるんだよなあ…

これが初の日記ですね。これからも思ったことを綴っていこう。