いりくら じゅりあです。
ブログご訪問くださりありがとうございます。
先日、神奈川県より夫宛てに葉書が届きました。
今年の４月より社会人になった長男の上司の方からでした。
細やかなこころ遣いを感じ
その葉書の文面を見て、直ぐに涙が溢れてきました。
葉書には職場で職務に向かう息子の写真があり
職場での様子が綴られてありました。
親はいつもこどものことを想っています。
直接に、面と向かって言葉にしなくても
話かけなくても、連絡を取らなくても
いつも気にかけているものです。
それが親というものだと思います。
男の子は、取り立てて連絡など取ってきません。
いろんなことがあるかと思いますが
電話も無いし、メールもありません。
こちらからメールすると返事が返ってはきますが
極極短い言葉です。
それでいいです。
帰宅した夫に、届いた葉書を渡しました。
読んで
何度も何度も
「有り難いなぁ。」
と、つぶやいていました。
「返事を書かなあかんなぁ。
書いてよ。文才があるんやし。」
と私に言ってきましたが
どうも、その気にならないので放置してました。
放置と表現してしまうと
届けてくださった方に失礼にあたりますね。
今回は、返事を書くことを
「夫に委ねるのがいいんだろう」と
私は無意識に感じた様なのでした。
すると、手紙の返事など、あまり書くこともない夫が
パソコンで言葉を綴り
印刷して今朝、ポストに投函したようです。
昨日、夫が綴った葉書を見ました。
声に出して読み上げました。
そばで夫が聴いていました。
夫は涙を流していました。
メガネを外して、ティッシュで目を押さえていました。
その様子を見て
私は、涙を流しました。
夫は息子のことを気にかけてはいますが
言葉にして「心配だ」とは言いません。
ただ、表現はしなかったのですが
夫のこころにも色んな想いがあったのだな、
と、その涙を見た時に知りました。
私たち夫婦は満点な夫婦では無いし
親として完璧でも無いし
人としても万能でもありません。
私はどちらかと言えば我がままですし
夫は小言が多いです。
言い換えると、私はのびのび天真爛漫だし、
夫はリーダーシップがあります。（ということです💦）
我が家のこととなると
私達夫婦は、二人で一人前なのです。
生物的に言うと、男性と女性がいて、交わり子を授かる
という意味での一対ということなのでしょうが、
それ以前に、人として凸凹があって、その凸凹を二人で
お互いに補い合っているのです。
長い年月を二人で過ごしてきて
子どもも授かり、孫まで授かりました。
幸せだと思います。
決して、自分たちだけで乗り越えてきたわけでもありません。
様々な方の援助や気遣い優しい気持ち
時には厳しいお叱りやご指摘なども沢山頂きながら
こうして過ごしてきました。
それは、身内親戚関係でも
職場や友人関係でも同じくです。
特に身内親戚関係は厳しいことも乗り越えてきました。
と、いいますか、夫婦関係も嵐を何度も乗り越えてきました。
それは、それは、数えきれないほとの荒波でした。
この夫婦関係の学びというものは、最難関のものでした。
私たちの場合はですが。
これからも荒波は来るかもしれませんけどね💦
そして、昨日の夫の様子に触れ
まだまだ触れていないところがあるんだな。
分かち合える未知の領域があるんだな。
と、感じました。
ええ、そうでしょうとも。
自分自身のことでもわからないことは多々あります。
新しい自分とか変化していく内面とか
日々ありますよね。
夫婦だっておなじでしょうに。
気付かないところ
相手にさらすのが怖い気持ち。
話すことも目を見ることも、もしかして恐れがあるかもしれない。
２９年夫婦をしていても
お互いに見せていない内面はあるものですよね。
そんなことを感じた昨日でした。
じゅりあでした。
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