快進撃。「残留争い天王山アウェー戦」。VSビダ。
【「結果」でしか物事を動かせない。「4大ビッグクラブ」との怒涛の3連戦!!VSモタグア 】の続きです。
前節、強豪モタグアに「2-0」と完封勝利。この結果、自身が合流してからの「5試合」で、自身が合流する前の「5試合」よりも「失点数」を減らす 事に成功。何とか最低限の「ノルマ」を達成する事ができ、チームからの「信頼」と「尊敬」も「継続」する事ができましたが、ホッとする間は一切、ありません。次から次に「重要な試合」がやってきます…。
自身がチームに合流してから、今日で「6試合」目。相手は現在「勝ち点1差」で我々を追いかける、ビダ(Vida) 。負ければ順位が入れ替わってしまう、「残留争い」の天王山。ビダは序盤のつまずきで下位に低迷していますが、ここ「5試合負けなし(2勝3分)」。前節は最強オリンピアを相手にアウェーで引き分けと、現在、絶好調。正に「今季最高の状態」で、我々との「残留争い天王山」に臨んでくる事となりました。しかも、今日の試合はビダのホーム…。
オリンピア戦から、中2日、中3日、中2日で続く、怒涛の4連戦。
やれる限りの事は、やってきた。自信をもって、敵地、アウェーの「ラ・セイバ(La Ceiba) 」に乗り込みました。
※チームメイトのウィリアムと。桁外れの快速かつ安定した技術を誇る、レアル・ソシエダの右SBです。
※向かって左から、SBミサエル、GKホセ・ルイス、MFフリオ・セサル・デ・レオン 。
レアル・ソシエダの未来を左右する、「残留争い天王山アウェー戦」。
果たして、結果は…?
レアル・ソシエダ、「2-0」でビダに完封勝利!!
「残留争い天王山アウェー戦」を制する!!!!!
そして、この結果…
レアル・ソシエダ、後期リーグの「首位」に浮上!!
※上の写真の上側の表が「後期リーグ」の順位表。レアル・ソシエダが「勝ち点18(PTS)」で首位!!ご覧の通り、首位から最下位までの勝ち点差が、僅かに「8」、5位までが勝ち点「1差」で並ぶ、大接戦!!どこも不調なチームがないという、かつてないほど難易度が高いホンジュラスリーグになっています。そして、下側の表が「残留争い」(前期と後期の「総合・勝ち点」で決まる)。最下位(10位)のみが降格するのですが、レアル・ソシエダはこの日の勝利で、降格圏に「勝ち点6差」をつけました。…が、まだまだ全く、安心はできません。勝ち点6差なんて、2試合ですぐに変わります。緊迫した状況は最後まで続いていきます…。
※試合後のロッカールーム!!優勝争いにも残留争いにも、両方にとって大きな勝利を成し遂げた、誇り高きレアル・ソシエダの戦士たちです!!
この日の勝利により、自身がチームに合流してから「6試合」の結果は、こうなりました…。
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【 自身がチームに合流してから行われた、6試合の結果 】※全てリーグ戦。
○ 2-0 VS ヴィクトリア (ホーム)
● 0-1 VS プラテンセ (ホーム)
△ 0-0 VS オリンピア (アウェー)
● 0-1 VS レアル・エスパーニャ (アウェー)
○ 2-0 VS モタグア (ホーム)
○ 2-0 VS ビダ (アウェー)
『3勝1分2敗 「2失点」 無失点試合「4」』
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GK、その他の選手、そして、チームに関わる全ての人たちの素晴らしい働きのおかげで、6試合中「4試合」で無失点、失点も僅か「2」という、最高の結果を出す事ができました。自身がチームに合流する前の5試合の5失点 を含めても、11試合で7失点は現在「リーグ最少」(上の順位表を参照。「GC」が失点数です。ちなみに、失点が一桁台なのはレアル・ソシエダのみ)。チームメイトたちに心からの感謝の気持ちで一杯です。「GKコーチ」としては「失点しない事(失点を減らす事)」が何よりも重要ですし、何よりも求められるので、これからも「リーグ最少失点」を維持できるよう、全力を尽くしていきます!!
※恒例となった、「無失点」に抑えた時のみに試合後にGKと撮る写真です!!前節のモタグア戦では、無失点に抑えたにも関わらずGKのフィードの判断ミスがあったため周囲からボロカスに批判 されましたが、そこをGKと共に練習と話し合いで中2日の中で修正し、この日は誰からも一言も批判されないほど、完璧なプレーができました。とにかく、GKのプレーが常に「完璧」でなければ、周囲からGKコーチである自分が批判されるので、難しい使命ではありますが、常に「完璧」なプレーをGKができるように、全身全霊を尽くします!!
この日の「アウェーで残留争いのライバルとの直接対決に勝利」を語る上で欠かせないのが、我々レアル・ソシエダの「サポーター」の存在です。今日の試合は「アウェー」で、なおかつ「水曜日」開催だったにも関わらず、何と、ホームのビダのサポーター数を上回る数のサポーターが応援に駆け付け、チームに勇気と力を与えてくれました。ゴールが決まる度にアウェーのスタジアムに響き渡るレアル・ソシエダのサポーターの歓喜の雄たけび…本当に感動しました。ホンジュラスリーグは、アウェーで勝つのがとてつもなく難しい。そんな中でこうして勝利できたのも、アウェーをまるでホームの雰囲気にしてくれたサポーターのおかげ。そして試合後にはサポーターたちに選手とスタッフが1人1人、握手と挨拶。アウェーにまで駆け付けて応援してくれたサポーターに、最高の恩返しができました。この日の試合を通じて、サポーターとの「絆」は、より一層、深まりました!!選手やスタッフのみならず、サポーター、チームに関わる全ての人たちが一丸となって戦う、レアル・ソシエダ…。この「一体感」が、「快進撃」の原動力となっているのです!!
ビダとの「残留争い天王山アウェー戦」を完封勝利で制し、残留に一歩前進したと同時に、後期リーグの「首位浮上」。残留、優勝…。2つの大事な目標達成に向けて、正にこれ以上ない「最高の結果」を出す事ができました。
…が、「怒涛の連戦」は、これでもまだ終わらない!!!!!
何と、今度は、「中3日」で、またまた「残留争い」のライバルチームとの直接対決…。我々より1つ順位が下で僅か「勝ち点2差」で我々を追撃してくる「アトレティコ・チョロマ(Atletico Choloma)」(上の順位表の下側の方を参照)と対戦!!
それにしても、オリンピア戦から、中2日、中3日、中2日、中3日…2週間で5試合という、とんでもないスケジュール(内3試合がアウェー)!!しかも、「4大ビッグクラブ」との3連戦の後、「残留争い天王山」直接対決2連戦…。全くもって、ホッとする間なんてあったもんじゃない。全てが「絶対に負けられない戦い」、もしくは「勝利以外、許されない戦い」。壮絶、極まりないですよ…。
選手の疲労も、完全に限界点を超えています。
果たして、どうなる…?VSアトレティコ・チョロマ…。
※ビダとのアウェー戦後のスタジアムの外の風景。正に、カオスの雰囲気でした。ラ・セイバは現在、非常に治安が悪く、これだけ試合後に訳が分からないほど人でごった返して、何もなく無事に帰れて、本当に良かったです…。
つづく
連絡先メールアドレス→「cafehondurasyoji@hotmail.co.jp」