こんにちわ!ひとみです。
今回もよろしくお願いいたします(*^-^*)
前回は心理学と自己啓発について
書きました。
心理学のお話が中心で
ユングとかフロイトといった
心理学の父といわれる人たちの中から
アドラーという人が
今の自己啓発の走りになったということを
書いてきました。
今回は
この自己啓発とアドラー心理学について
少し書いていきたいと思います。
土壌はヨーロッパなので、
日本の考え方とは少し
宗教的なことであったり、
社会規範みたいなものが異なります。
そのあたりにも注目して
解説していきたいと思います。
さて、
心理学の父フロイトは
「無意識」を発見したとされています。
わたしたちが普段意識できることの
その奥に
無意識的に行っていることがあり、
そのことが生きにくくしているのではないかと。
このあたりのことは
この記事で詳しく書いていますので、
読んでみてください。
約束の時間に遅れてしまったのは
無意識に「行きたくない」l気持ちが
あったからではないかと。
その、さまざまな要因を
性と過去の出来事に由来すると考えました。
幼児期に厳しくしつけられていると、
そのことに対する反発と
そこから生まれる罪悪感から
その人の人格的な特徴が出来上がると
しています。
例えば、
おむつを適切に替えられずに
怒られてばかりいると、
「出すことに対する罪悪感」が生まれます。
出すことに対する罪悪感なので、
お金を出したりすることにも
抵抗が生まれます。
そのためにとてもケチな人になる
などといわれています。
おっぱいを適切に与えられないと、
口寂しく、過食になるといわれています。
愛情を与えられていない、
ひもじい感覚が残るわけですね。
ユングは、
集合的無意識ということを考えました。
ともにフロイトと研究していたのですが、
晩年は決別し
別の考えを持つようになったといわれています。
そのユングは
例えばわたしたちが「お母さん」
という言葉を口にしたときに
共通に抱く「お母さん」のイメージがあって、
突き詰めていくと
同じものになるというものが
集合的無意識です。
それらは
例えばグリム童話や昔話、
神話などに現れているとしています。
シンデレラや白雪姫に出てくる
魔女や継母のような
いつまでも自分が「女」であることに
固執した母親像であったり、
鬼子母神のような
我が子を守るためなら
何を犠牲にしてもよいといった
凄まじい母親像などです。
その反面
とにかく優しくて芯の強い
聖母マリアのような「お母さん」
なかなかユング心理学は
難しいですね。
そのような中アドラーは、
過去とのこととか
性的なこととか、
普遍的なこととか
そんなことよりも、
今、目の前のことでしょ?
というとても分かりやすい考え方を提唱しました。
詳しく知りたい方は
「嫌われる勇気」
「幸せになる勇気」
を読んでみてください。
もう読まれた方もいるかもしれませんね。
わたしが講演を頼まれて
お話させていただくときには
割とこの本を話題に出すことが多いのですが、
読んでいない方や
読んでもよくわからなかったという方が
多いように思いました。
逆に臨床心理の専門家の方に
自己啓発について伺うと
「単なる金儲けでしょ?」と
言われたことがあります。
前回にも書きましたが、
わたしはそれが自己啓発だろうと
心理学だろうと、漫画本だろうと、
人生にとって
役に立てば何でもありだと思うんです。
ただ、
自己啓発のセミナーなどで、
離婚にまで発展したり、
お金と時間を無駄にしている人を
たくさん知っていますので、
それはもったいないし、
それはただの「お金儲け」の手段に
使われてしまっていると思うので、
もし、そんな自己啓発に出会ったら、
少し距離を置いて考えたほうがいいと思います。
さて、アドラーですが、
かなり厳しいことをさらりと言っています。
今あなたの目の前に起こっている出来事は、
100%あなたが望んだ結果です。
今、生きるのが苦しいのは
あなたがそう望んだ結果なのです。と。
きついよね?
最初にも書きましたが、
土壌がヨーロッパで
キリスト教圏なので、
特にそういう考え方になってきます。
キリスト教は
(批判ではありません)
天国に行くためには試練を乗り越えないといけない
としています。
人は生まれながらに罪を背負っているので、
その罪を償って
神様に認められるような人にならないと
天国行きの切符がもらえません。
努力できない人や
成功しない人は
その人の自己責任だという考え方です。
賛否両論あると思いますが、
賛否は置いといて、
そう考えられていた、ということです。
だから、
アメリカンドリーム(一攫千金)みたいなものが
ブームになったんですね。
今自分が不幸なのは
自分が不幸であることを望んでいるからです。
はじめはそう聞いても
信じられないですが、
この考え方とその対処法が
自己啓発の走りになった考え方ですね。
対処法は視点を変えること。
良く例え話に出しますが、
災害にあったAさんとBさんがいて、
お二人とも同じように被害にあったとします。
家族を亡くし、家を無くし。
避難所で生活するうちに
Bさんは気が付くのです。
わたしには何もかも失ったけど、
健康な体があるし、
わたしより困っている人がたくさんいるし。
わたしがこうして生き残ったのは
他の人を助ける力があるからだ、と。
そうして一生懸命に避難所の中で働き始めます。
一方でAさんは
わたしはなんて不幸な人間だ、
何もかも無くして
私もいっしょに死ねばよかった…。
と悲嘆にくれています。
動かずに、食べずに、
周囲が心配するほどでした。
ここまで書いてくるとお分かりだと思いますが、
Aさんを不幸にしているのは、
Aさん自身だとわかりますよね。
Bさんが他人のために働いて
自分の中の資源(他人を助ける力がある)に気が付いて、
動けるようになるのも、
Bさん自身が行った結果ですよね。
…さて、だいぶ長くなってきましたので、
続きはまた明日~。
あなたの幸せの形を
教えてくださいね!
そして、今日が
ハッピ~でラッキーな日で
ありますように♡
ここまでお付き合いいただきまして
ありがとうございます
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