こんにちわ!ひとみです。

今回もよろしくお願いいたします(*^-^*)

わたしの中にも
埋めてもらえない何かがあります。

それは、
子どものころに得られなかった
「私は世界から愛されていて、
この世に生きていてもいいんだ」という確証。

養育者からお世話を通じて得られる
最初の原始的な自己肯定感。
これがないと、
後の人格形成に様々な影響があるといわれています。

心理学の有名な実験の中で
「ストレンジ・シチュエーション法」というものがあります。
エインズワース(1913~1999)という
女性が行った実験です。

養育者と離れたり再会したときの
幼児の反応を分類したものです。

これによると、

回避型…相対的に拒絶的で、
    養育者と離れる時にも再会したときにも
    そんなに反応しないタイプ。

安定型…情緒的反応があり、行動が一貫している。
    養育者と離れるときには不安になり、
    養育者と再会したときには積極的に身体接触を求める。

アンヴィバレント型(相反性と訳されることが多いようです)
   …気まぐれで、行動に一貫性がない。
    養育者と離れるときに激しく混乱したり、
    再開するときにも、身体接触を求めると同時に
    怒りの行動をとることがある。

無秩序・無方向型(近年追加されたようです)
   …虐待があったり、精神的に不安定な場合
    全体的な行動が不自然でぎこちないことが多い。

という4タイプになります。

養育者との間に
基本的な信頼関係がなく、
求めても絶対に得られないとわかってしまったら、

子どもは回避型になります。

いつも、
子どもが求めたときに
求めた行動を受け止めてくれて
きちんと返してくれていれば、

子どもは安定型になります。

子どもが求めたときに
親の気分や感情で対処していると、

子どもはアンヴィバレント型になります。

つまり、
「お母さん!」と言って
子どもが両手を広げて養育者に近づいたときに
「は~い!」と
安定して受け止めてくれていれば
安定型ですが、

今日は気分が乗らない、
今日は子どもがかわいい、
今日は、まぁ相手してやるか、
今日はこの子が邪魔だ。

といった具合に
養育者の気分で子どもに接すると

子どもは求めても得られない場合がある、
頼んでも振り払われる、
受け止めてくれる場合もある

という学習をします。

特に養育者の都合なので、
子どもにはその法則がわかりません。

養育者が忙しくしているときは
ダメなんだな

ではなく、
法則が読めないのです。

これは、
子育てでよく伺う話ですが、

スーパーに買い物に行った時に
おやつを買ってもらえる時と
そうでないときの違いが

子どもにはよくわかりません。

その理由を必ず教える必要があります。

「今日はお手伝いしてくれたから」
「誕生日だから」
といった、
「今日だけ」の理由を説明してあげないと

「今日だけ」と
「今日はダメ」の日の違いが
わからないんですね。

それと同じですね。

そのアンヴィバレント型の子どもの養育者は
養育者自身が不安定な場合が多いです。

回避型の養育者は
養育者自身に精神障害などの
問題がある場合もあるし、
例えば、継親であったりするかもしれません。

育児放棄(ネグレクト)
されているのかもしれません。

もちろん、
子どもに発達障害などの障害があったりするなどの
特別な場合もありますけどね。

そして、無秩序型。
これは虐待を受けている子どもなどが多く
他の見ず知らずの大人に懐いて
養育者に近づかなかったり

養育者が近づくと
顔がこわばったり
不自然な笑顔を浮かべたり、
周囲から見ても
不自然な行動をとる場合が多いそうです。

さて、
あなたは自分がどのタイプか
わかりますか?

おそらくわたしは
アンヴィバレント型でした。

この実験の話を聞いたときに
この「アンヴィバレント」という言葉は
わたしの母のためにある言葉ではないかと
感じたほど(笑)。

母が大好きなはず(子供のころは)なのに

母と一緒に遊びに出かけて、
楽しかった記憶がありません。

いつも、母は疲れていました。

その疲れている原因は
常にわたしにありました。

その時の気分を満喫するのではなく
その外出のために
いかに母自身がが大変だったか

ということが母にとっては
大切でした。

子供会の行事等でしか
一緒に出掛けていくことはありませんでしたが、

遊園地に行っても
一緒に乗り物に乗った記憶もありません。
いつも疲れてベンチや休憩所に座っています。

ほかのお母さんたちのように
乗り物に乗っている我が子に手を振ったり、
写真を撮るようなことは
一度もありませんでした。

他のお母さん方とのお話のほうが
優先されたし、

他のお母さん方がいないときは
一人で寝ていました。

風邪をひいて寝込んでいる時に
泣いて頼んでも
隣で添い寝してくれることは
ありませんでした。

祖父母の家にいたときに
わたしは熱を出しました。

その時に
一度その夢が叶いましたが、

(私が頼んでいた時に
 祖母が促してくれました)

寒くて目を覚ましてみると、
わたしの布団を占領して
母がグゥグゥ寝ていました。

泣きながら
祖母のもとに行ったことを覚えています。

「それくらい一人でやりなさい」
「疲れているから」
「今日はダメ」

寝る前に本を読むことすらしてもらえず、
先に母のほうが寝てしまうため、
(当時の母は専業主婦でした)

わたしが字を覚えるほうが
早かったのを覚えています。

読んでもらうより
自分で読めるようになったほうが
早かった(笑)。

そうして育っていったわたしなので、
基本的な
「自分がこの世に存在してもよい」
という自己肯定感が
欠落したまま、

「自分で何とかしたほうが早い」
という感覚を身に着けました。

そして成長してみると
立派に人格障害傾向になったわけです(笑)

今思うと
かなり黒歴史ですが(笑)

…さて、だいぶ長くなってきましたので、
続きはまた明日~。

あなたの幸せの形を
教えてくださいね!

そして、今日が
ハッピ~でラッキーな日で
ありますように♡

ここまでお付き合いいただきまして
ありがとうございます

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