~ヒップドライブを強化しましょう!!~ | 波羅蜜多通信

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New wave of Japanese grunge rockを掲げ名古屋で活動するグランジバンド波羅蜜多、そのフロントマンであるチャンのブログです。
ヨガスタジオパラミタのオーナー兼インストラクターなんかもしたりしております(^-^)

パラミタ通信 第64

~ヒップドライブを強化しましょう!!


毎度(^-^)パラミタの濟田です。

暑い日が続きますね(>_<)

熱中症にはくれぐれもご注意くださいませ。

今回は「ヒップドライブ」についてあれこれ

書いていきたいと思います♪


聞き慣れない言葉かもしれませんが、

この「ヒップドライブ」は身体を動かす上で

非常に重要な役割を担ってるんですよね。

 

ヒップは股関節を意味し、

ドライブは動力回路を意味するので、

股関節によって生み出される動力回路の事を

「ヒップドライブ」と言います。

 

走ったり、跳んだりは勿論の事ですが、

日常生活やスポーツのあらゆる動作の基盤となるのが、

この「ヒップドライブ」となります。

 

股関節を伸ばす時に主に動員される

背中、お尻、ハムストリングスをそれぞれ個別に

鍛えてもヒップドライブの強化にはなりますが、

やはりスクワットが一番でしょうね(^-^)

 

世界的名著「スターティングストレングス」で有名な

かのマーク・リピトー氏も

「スクワットの最大の意義は、

ヒップドライブを直接的かつ段階的に鍛えられる

唯一の全身運動であるということ」としています。

 

しゃがんで立つ、というシンプルな動きの中で、

ボトムで切り返す時にお尻から挙げる意識を持つ事。

地面を踏む、でもなく、膝を伸ばす、でもなく、

お尻から挙げて、身体の位置が挙がるのに

合わせてお尻を締めて恥骨を突き出すようにして、

股関節の前面である鼠径部を伸ばし切り、

身体を起こして立つ。

 

ある程度の勢いでしゃがめると、ボトムで弾むような

感覚が出てきます。その跳ね返りに合わすように、

上昇方向への力を利用して立ち上がるわけです。

 

※このボトムで起こる現象を

「ストレッチ・ショートニング・サイクル」と言って、

要は、急激に引き延ばされた筋肉が元に戻ろうとする現象で、

身体が危険から身を守るために備わっている神経回路です。

 

ヒップドライブを最大に使うスクワットが

ローバースクワットであり、

キングオブエクササイズと言われる所以です。

 

ローバースクワットはただ重い重量を挙げるための

特殊なもので運動能力の向上には繋がらない、みたいに

言う人もいますが、そういった方はヒップドライブの重要性を

丸無視していますし身体の理解に乏しいのでは?

と疑ってしまいます。

 

僕は断じてそうは思いません。

 

むしろヒップドライブの強化が最も出来るのは

ローバーですし、重い重量が挙げれるフォームという事は

それだけ全身を連動させて上手に使えるフォームであり、

かつ安全と言えるのではないでしょうかね。

 

この非常に重要なヒップドライブの強化ですが、

スクワットにおいてやはりフルスクワットをしてほしいですね♪

しゃがみ切らないと股関節も曲がり切らず、

お尻やハムストリングスのストレッチが最大にならないので。

 

実はハーフスクワットよりフルスクワットの方が、

膝への負担は少ないんです。これマジな話です!!

関節って伸ばし切ってるか、曲げ切ってる時が意外と楽で、

中途半端に曲げている状態が一番負担がかかるんです。

 

所謂「空気椅子」と「うんこ座り」

どちらが楽かはすぐにご理解いただけるかと思います(^-^)

 

でなわけで是非ともフルスクワットを実践していただいて

ヒップドライブの強化に励みましょう!!

 

では今回はこの辺で。

最後までお読み頂きまして誠に有難うございます!


ヨガスタジオ パラミタ

代表 濟田 正則(サイダ マサノリ)

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