「パンデミック」とは、「感染症の世界的流行」という意味がわかれば推測できるように、世界中に蔓延していくウイルスを抑えながら、治療薬を完成させていくゲームである。
ウイルスが世界的に蔓延してしまったらプレイヤー側の負け。
その前に治療薬全種類完成したらプレイヤー側の勝ち。
ゲーム自体はシンプルで、都市と都市がつながっている世界地図の上で
(世界の都市、たくさん覚えられましたよ!)
①移動する②カードの受け渡しをする③基地を作る④ウイルスを取り除く(治療する)⑤治療薬を作る
という選択肢の中から自分の行動を決め、仲間と協力して治療薬を完成させていくというゲームである。
これだけだと、作業ゲームのように見えるけれども、実は各プレイヤーには、それぞれの能力に特化した役職が与えられている(普通の人が1個ずつしかウイルスを取り除けないのに、衛生兵という役職の人ならば3個いっぺんに取れてしまう、とか)。
上の5つの行動の選択肢、どれも行うには条件が厳しかったり効果が小さかったりするのだけれど、役職者の特化した能力を使うことで、できることがかなり変わってくる。
どの役職者に何をさせて、自分はこれをして、次の人には・・・と、考えながら自分の行動を決めていくのだ。
しかも、これが重要なのだが。
相談するの、完全にOK!
自分がカード何持っているのか伝えるの、完全にOK!
自分のターンで何をするか決めるのも
「僕はこのターンでウイルスを取るから、次のターンで君はカードを集めてよ」と言えば、すかさず
「そこのウイルスは問題なさそうだから、ウイルス取らないで基地作れば、次のターンで僕は薬ができそう」
「いやー、ウイルス無視はまずいでしょ。そっち最優先じゃない?」
と、話しあって行動を決めていく。
世界を救う責任感が、議論をアツくする!
普通のゲームだと、基本的に嘘ばっかりついていなければいけないけれども、びっくりするくらい真摯な主張をぶつけ合ってしまう。
また、じゃあ、だれの意見を取るかというのは、最終的にはそのターンの人の意見になるのだが、周りの意見を無視して取った行動が即敗北につながったりすると、集中砲火を浴びる。
まあ、兄弟の会話なので全部冗談で聞き流してほしいのだけれど、最上級の悪口は「なんで産まれてきちゃったんだろうなあ」あたりである。
なので、リスクのある行動を取るにしても、最低限の合意は取らないといけないので、なおさら議論に熱が入る。
俺たち、こんなに話しあったことあったか?というくらいの会話が、1ゲームでの会話量である。
