土曜日は、遊々将棋塾に行った。
2ヶ月ぶり。
目的は加藤一二三九段だったが、見たことで、目的は達したので、奨励会の先生に2枚落ちをお願いする。
序盤から、勉強してきたのとは違う局面になって、思ってたのよりも序盤で、突っかかることになった。
しかし、これがうまく行って、優勢の局面。
金が一枚いなくなったので、敵陣を破って竜を作るという方針ではなく、守りごまの薄くなった玉頭を叩く方針に変更。
この方針がよかったようで(先生にほめられました)、相手の金銀を一気にはぎとって、下図。
何度やっても勝てなかった2枚落ちで、ついに勝つことができる!とホクホクしてました。
ここから、上手の入玉模様を阻止し、あれやこれやあり、結局、負けました。
最後は、詰んだと思ってかけた詰めろが、底歩があるのをうっかりして歩が打てず、また、それでも詰んだと思った局面では、最後打ち歩詰めになって歩が打てないという、劇的な投了。
結構手順は長かったのですが、ここまで読んでいたのかよと、びっくりしてしまいます。(別にプロを軽視しているわけではないんですけどね。)
詰将棋で、打ち歩詰め回避の問題なんか見ると、実戦でそんな局面出てこねえよ、と軽く馬鹿にしてましたが、最後打ち歩詰めで詰まないから詰めろになっていないという判断で、詰めろをかけてくる技術に感動しました。
以下投了図。
感想戦では、序盤とてもよかった、と、ほめられた。
中終盤も、悪くはなかったみたいだが、「ここをこうしていれば下手の勝ちでした」、という順を5ヶ所以上提示されました。
(よくなったというレベルではなくて、勝ちになったという手順です!)
いずれも、長手順の詰みではなく、3手くらいで受けなしになる順など、何で思いつかなかったんだろうというものばかり。
そういうのをすべて見逃した結果、無念の投了となったわけです。
負けた原因は、多分、直接よさそうな手ばかり追いかけたせいだと思います。
例えば、入玉されそうになった時、飛車が取られそうになったので、あわてて金銀で追い返したのですが、じっと飛車の後ろに歩を打って受けなしとか。
上手玉を隅に追い詰めたのに、攻めごまを攻められ、退却してどんどん守りを厚くされたり。
普段、24で対局する時は、自分と同じレベルの人と対局することが多いため、攻めも自分レベル、受けも自分レベルの人と対局することになる。
応手の読み筋も、自然甘くなっていっているんだろうと思う。
一手一手、追い詰めたと思っても、「そんな受けがあるのかー」とか、「あの攻めは、このための布石だったのかー」と、ひょえー!と、感嘆とも驚愕ともその混じったものとも取れる叫びを何度も心の中で叫んでました。
棋譜を見て、すごいなと、改めて感じるのが、守るべき時は守り、一手でも余裕があると見れば、攻めの手を指してくるのだ。
プロに一番近い(僕は、現役三段の人は、もうプロと区別していないのだが)三段なんだから当然と言えば当然なのだが、同じ駒を使っているのに、何でこんなに差が出るんだろうとびっくりしてしまう。
「これは下手の勝ち将棋でした」と、言われる度に、自分の未熟さを噛み締めてました。
また、遊々将棋塾に通いたいなと思わせられる1日でした。


