昨日、将棋会館の道場で対局をした。
2局とも駒落ちだった。


駒落ちは必ずしも嫌いじゃない。
けど、級の差と、駒落ち補正は必ずしも一致しないような気がするので、それがあまり好きじゃない。
1級差(先手)、2級差(香落ち)くらいまでは、補正かかってる?という感じだが、3級差(角落ち)、4級差(飛車落ち)、5級差(飛香落ち)となると、飛躍的に「駒落としすぎじゃないですか?」という感じがする。
あと、10級の人と5級の人の5級差と、5級の人と初段の人の5級差って、同じ5級差にしても、程度が違うような気がする。


人数が各級に豊富にいれば、総平手というのもありなのかもしれない。
で、もともとは、平手が原則だったのは当然だと思う。
しかし、時間によっては、例えば近い級の人が近くにいないので、少し離れた級や段の人に、「ちょっと駒落ちでやってあげてよ」というのが起源じゃないのかな?
(そういう意味でいえば、新宿将棋センターは1級~四段の5段階くらいしかないので、そういう問題は起こらなくて、総平手を採用しても、支障がない状態)


連盟道場の昇級は、道場内での勝ち数によって決まる。
そうすると、3級上の人に角落ちで勝ったり、5級上の人に飛香落ちで勝っても、申し訳ないなあという気持ちになってしまう。
人為的な補正が必ずしも公平ではない気がするから。


ただ、これは、誰かに文句を言う類のものではなくて、仕方がないということの一つだと思う。
じゃあ、「駒落ちは、対局に含めない」と決めれば、文句言う人は出ると思うし、細かく駒落ち規定を実力に応じて決めることは、無理だと思う。
では、総平手がいいかといえば、特に、下の級の時は、同じ級の人がなかなかいないので対局がつかないし、2級も3級も上の人とばかり平手でやらされたら、勝てなくてもう来なくなると思う。
そういう意味では、将棋倶楽部24の対局者の母集団の多さは、この辺の調整機能としては秀逸であって、ネットから入った人間としては、どうにもこの人為的な操作をせざるを得ないことに少しはがゆさを覚えてしまう。


昨日、1級の男の子と角落ち対局をした。
対局結果は、圧勝であった。
そして、相手が、投了する時に、ちゃんと投了せずに、去り際に負けましたと言い残していったことを書いた。
本当は注意しようと思ったし、本来は注意すべきなんだろうと思う。
というぐらい、あれは失礼な振る舞いだと思った。
けど、駒落ちで、あんな負け方したら、いろいろ複雑な気持ちもあるだろうなあ、と一瞬ためらってしまったので、注意する前に視界から消えてしまった。


駒落ちに不公平感があったとしても、ルールなんだから、そこはルールに従うのが当然だし、ましてや、ちゃんとあいさつをしなくていいということになるわけがない。
それはそれとして、駒落ちについて、常々思っていたことを書いた。
勝敗がつく真剣勝負は、できれば、平手がいいと思うところであります。