ミーちゃん

名前はミーコ


私がまだ実家暮らしで

旦那とお付き合いをしていた頃

数日ぶりに自宅に帰ると知らない仔猫がいた。。


この子がミーちゃん。


勝手に家の中に入ってきてしまい

母が一度外に出したものの

近所の人に水を掛けられたらしく

ビショビショの姿でまた自宅に来たそう。


哀れな姿に

元々猫好きな母は家に入れてシャンプーをして。

そして家猫として飼うことになった。


目つきがキツくて

カマキリみたいな顔のミーちゃん。


家の冷蔵庫とか高い棚の上からよくみんなを見下ろしていた。


体調が悪いことは聞いていたけど

まさか昨日、私たちが実家に帰ったときに亡くなってしまうとは思わなかった。


いつもならルルが寄ってくるとシャーと言って猫パンチして怒っているのに

ソファーから動かない


数時間で急激に悪くなり

いつもなら触らせてもくれないけど

抱っこしたり

子供たちもよしよし撫でながら

さよならが言えました。


夜子供たちが寝て

私達もお風呂に入ったり

寝室に行ったあと

大きな発作があり

父と母に見守られながらお星さまになりました。


あまり人懐っこいタイプの猫じゃなかったけど

母のことは大好きだった。

母もミーちゃんが大好きだった。


母ひとりで見送ることになっていたら

母も耐えられなかったと思う。

月の半分は父も単身赴任で母はひとり。

みんながいるときに、、

ミーちゃんの気遣いに思えてしかたない。


享年12歳

まだまだ一緒にいられると思っていたよ。


嬉しかったことも

悲しかったことも

いろーんなことがあった12年間を癒やしてくれた存在でした。


ミーちゃん、ありがとう。

最期まで、ありがとう。


娘が3歳の頃、ミーちゃんと実家のお庭にて。