譜面通りに叩きたい

年末最後のレッスンでは、
「何かしたいことがある?」
と訊いています。

中学生のJCさん、吹奏楽で打楽器担当です。
年末の演奏会でドラムを叩きました。
簡単なポップスで、原曲を参考に譜面を仕上げての参戦です。
年末に結果報告してきました。
「全然叩けてない、と言われた」
そんなことはありません。
ニコニコで歌いながらシンプルに叩く、という理想的なドラムを叩いています。
でも演奏の場は吹奏楽。
吹奏楽用の譜面と違うフレーズを叩いているので、「ちゃんと叩けてない」と仲間から言われたそうです。

吹奏楽あるあるですね。

取る手は二つ。
1・譜面通り叩く
2・自分の演奏で納得させる

迷うことなく1を選んだJC。
高校生になるまで普通に叩きたい、とのこと。
その為に、普通のフレーズを練習したい、のがリクエストです。

私のレッスンは先に先に進むレッスンです。
コピー譜は用意していませんが、今までの自分の譜面を残してますので、そこから選ぶことにしました。
まぁ、それも又良し。

とりあえず、「ドラムが違うフレーズを叩いたから他が吹けない」という言葉には言霊がいるから、とだけ伝えておきましたが。

サカナクション / 新宝島