速い曲だけでなく3拍子も練習しなければいけません。
マックスローチがこんなアルバムを出しています。

Max Roach - Jazz In 3/4 Time

 

Sonny Rollins(ts), Kenny Dorham(tp)
Billy Wallace(p), Ray Bryant(p:B4)
George Morrow(b), Max Roach(ds)
Recorded Mar.1957 & Sept.1956

リーダーも色々と企画してアルバムを制作しなければならないのでしょうね。
3拍子ばかり集めました、というのはいかにも何というかてへへです。
でもTpはケニードーハムだし、やっと出てきたソニー・ロリンズ(ts)。
音楽的な内容はとても良いですよ。

さてドラム的目線コーナー。
ここでの3拍子はワルツです。
マックスはこんな感じでライドを叩いています。



 

ある日ベーシストに言われました。
「ダサいね」

もう30年近く昔のこと、誰だったか顔も名前も忘れましたが、言われたことだけはハッキリと覚えています。人間関係が構築されてない関係での音楽的会話は難しいですね。

でもある日気付きました。
「ダサいな」

現代ジャズの3拍子は6拍子の性質の方が強いですね。
「ありがとう」は言わないけどさ。
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<ジャズ噂話コーナー>
ディジー・ガレスピーはラテンに挑戦していた頃。チャノ・ポゾが叩いた6/8拍子に合わせることが出来ませんでした。

本当かどうかは知らん。