MilesのPrestigeに触れたら当然Philly Joe Jonesに行くだろう、と思ったでしょう。

で、2~3曲聴くためにAmazonを見てみたら

 

All Miles: The Prestige Albums by Miles Davis

 

などという恐ろしいボックスセットがあった。

全14作品。

勿論全部持ってはいるが、通して聴く気にはならないし、

こうして並べた写真を見るだけでうぷっ!ってなってしまう。

 

でも

Miles Davis - The Complete Columbia Album Collection

 

なら今でも欲しいなぁ、と思ってしまう。

8割方持ってるけど、71枚組(70CD+1DVD)。

おぇ!!

一体何枚聴けば良いんだ?

 

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という疑問が今日の主題です。

答えから言うと何枚でも良いのです。
現役の素晴らしいミュージシャンにもほとんど聴いてない人が居れば、
マニアか!!というほど聴いている人も沢山います。
大勢がマニアではありますけど。

ジャズ初心者の間は色々と聴いてください。
1回で構いません。
それを200枚ぐらい聴いているうちに「あれもう一度聴こう」と思うアルバムが出てきます。
それが貴方のSoul Albumになるのです。
今は色々なソースから安価で聴くことができます、なんなら無料で。
私は安中古LPを中心に買い揃えましたが、それでも高級車が買えるぐらいは、、、、

そんなことを言うからLP世代は嫌われるのかなぁ。

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私の最初期のSoul Albumは
Thelonious Monk:Live in Japan 1963

 

 

親父がもっていた「This Is The Modern Jazz」みたいなコンピLPに入っていたのですが、
最初はこのCharlie Rouseのブヒッ!!というテナーサックスが気に入り、
次にやっぱりキャキャキャキャキャというピアノが良いじゃないか、と勝手に思い、
そのうちにベースのButch Warrenのモヘッ!!としたベースソロがお気に入りになりました。
ドラムのFrankie Dunlopは数年後にライブ映像を見るまで分かりませんでした。

ちなみにDizzy Gillespie At Newportでもドラムを叩いてます。

教則本を出すぐらいのメジャードラマーなんですが、再評価しないといけないですね。


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ドラムを始めてからは
The Dave Brubeck Quartet/Time Out

 

 

がお気に入りでした。
考えてみたら両方ともスタンダードが入ってないですね。

これもコンピLPに入ってたのですが(勿論Take Five)、
いざ自分でドラムをやってみると、
・ハイハットの音量が分らない
・ブラシの意味が分からない
・3拍子って何?
私は全てをこのアルバムに戻ることにしています。

久しぶりにAmazonMusicで聴きました。
LP、CD、ハイレゾ音源を持っている身としては。。。。

とかなんとか言うからジャズ野郎は嫌われるのだぞょ。