こんばんは。ライブの山を二つ超えて、今日は比較的穏やかな一日を過ごすことができました。

 久しぶりの、弾き語りのためのピアノ(コード伴奏)のレッスンに行って来ました。

 このところ、ライブに集中していたので、ピアノとは少し離れていた感じでしたが、昼から弾き込んで、感覚を戻して、夕方のレッスンに臨みました。

 ピアノと言えば、音楽大学の時は、モーツァルト、ベートーベンのソナタを中心にレッスンを受けてきて、歌曲やアリアの伴奏を行い、そして、中学校の教師時代には混声合唱の伴奏なども弾いてきました。

 しかし、シャンソンやカンツォーネの伴奏者の方が弾く楽譜を初めて見たときには、驚きました。

 弾いているのは、伴奏パートが書かれている楽譜ではなく、メロディーの上に、和音を表すコードネームが、ABCで書かれているだけの「コード譜」と呼ばれる楽譜だったのです。

b3ea9199.jpgecf5c9ff.jpg しかも、伴奏のリズムのつけ方や、「合いの手」の入れ方などは、同じ楽譜を見ても、伴奏者によって全く違ったものとなるのです。

 始まる音の高さも、どこの音から始まるのかも、全く違う。その様な伴奏に、お客様の前で、ぶっつけ本番に近い状態で、合わせて歌わなければならないこともよくあるのです。

 このように相手(伴奏者)の出方によって、即座にそれに対応しなければならないことは、完全に出来上がった楽譜を、入念にリハーサルを重ねて舞台に臨む、リートやオペラの世界では考えられないことで、初めは相当のカルチャーショックを受けました。

 最近では、ようやく慣れてきましたが、それには、コード伴奏のレッスンが大きいな役割を果たしているのだと思います。

  写真でご紹介したのは、事前のリクエストで、昨日のライブで歌った「椰子の実」の楽譜です。

 日本歌曲集の、クラシック用の楽譜に、私が「A」や「E」などのコードネームを付けて、伴奏者に渡しました。

 平仮名の歌詞の上の楽譜が、クラッシックで言う、歌パート、下の二段がピアノパートです。

 同じピアノを使って、音大で習ったクラッシクピアノと全く違う、ポピュラーピアノ(コード譜)世界に巡り合えたのも、新たな発見でした。

 自分が歌う曲の伴奏を弾き、そして弾き語りに挑戦することによって、シャンソン・カンツォーネの歌に対する理解も深まるのだと思います。 
 

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