こんばんは!今日は一か月半ぶりに、伴奏の先生の、歌のレッスンでした。

 タンゴの「目を閉じて」と、ロシアの歌で、ノモンハン事件をテーマにした「鶴」を中心に見ていただきました。

 二曲とも、自分なりには歌い込んだ(はず)つもりでしたが、新しいイマジネーションのヒントをたくさんいただきました。(はずはハズレる!つもりはツモらない!)

 やはり、「目を閉じて」は声を張り上げ過ぎると、逆効果でした。これは、朗々と歌い過ぎてはいけません。

 悲しみや苦しみ、別れや失恋の曲を数多くレパートリーにしているリサが、ムード満点の大人の甘い恋の夢を、タンゴのリズムに乗せて歌う。 

 具体的に、ダンスホールで、男性にリードされながら、(社交ダンスの)タンゴを踊る状況をイメージしたら、相手の耳元で大きな声を出すなんて「野暮なこと」できませんよね。

 甘い吐息のような雰囲気。でも、「声はしっかりと(小さくすればいいというわけではなく)、言葉の立ち上がりをぶつけないで!優しく優しく。」などのニュアンス!先生のレッスンは、いろいろとヒントの宝石箱。

 踊るパートナーとの「アイコンタクトは?」、「その時の相手の表情は?」など、具体的に歌い演じる状況が見えてきます。
 
 「シャンソン歌手は、女優でなくてはならない!シャンソンは、3分間のドラマだ!」とは、シャンソンを勉強するに当たって、最初に教わったことですが、さらにもう一つ、「演出家」でもあるのですね。


 
 「鶴」は、「旅を急ぐ鶴の群れは、戦に倒れた兵士変わり果てたの姿! そしてその列の中に、僕も入って行くのだろうか・・・」という、戦争の哀しみを歌った曲です。(何種類かの訳詞があります)

 「僕」とは、戦場に散って行った若い兵士と同世代の青年!(あくまで、演出家リサの設定ですが)

 戦場の情景、「絵」を思い浮かべる(時には描いてみる)ことも、最初の頃に学んだことですが、さらに、今日学んだヒントは、「大地のにおい、風、温かさ・寒さ、肌で感じる感覚、五感すべてでイメージして!」ということ。

 曲の構成をしっかりとらえて、伴奏の流れに乗るところ、刻みを感じるところ!そりて一番難しい、「ああ、おお、,Ah、嗚呼」という心の叫びの部分。一部、鶴の鳴き声とも同化して聞こえる表現!

 無限の要素からの、再構築です。その中で、今の自分らしい表現をみつけられたら。

 ちょっと、「大人の女性」と「若い青年」。もっと、もっと、イメージ、イメージ!

 次回のレッスンでは必ず!!

 f70ca0df.jpge7fda453.jpg

 レッスンが始まる前に、9月のヤクルトホールでの写真を戴いて来ました。

 トスティの「L'ultima cnzone」(最後の歌)をイタリア語で歌いました。

 比較的大きなホールですが、マイクを通さない声を客席に届けたかったので、マイクは離し目で歌っています。

村上リサホームページ