こんばんは。レッスンの日が続きます。徐々に、23日のライブに向けて気持ちも充実してきました。

 ところで、ブランディングという言葉があります。ビジネスでよく用いられるようですが、ヴィトンだとか、グッチの製品をブランド物というように、単に一流品や、自分をよく見せることだけを指す言葉ではないようです。

 言うならば、ほかの誰でもない「自分だ」という証。

 銀行で言うなら、三井住友は緑、三菱東京UFJは赤、みずほは青。看板も違えばカードの機能もデザインも、店構えからサービスまで、皆、他にはない特徴を打ち出しています。

 他にない特徴・強みの創造!これは、個性を重んじる芸術・芸能の世界にはとりわけ重要な要素です。

 村上リサのブランディングとは何だろう?どう作っていこうか!

 色々と考えて、演奏に生かしていくことも、とても楽しいことです。

 シャンソンの世界では、特に美輪明宏さんを筆頭に、美川憲一さん、ピーターさん、佐々木秀実さんなど、いわゆる異性の姿で歌う歌手は、他にもたくさんいます。

 皆さん、それぞれに、ご自分の長所を差別化・特化、深掘り・竪堀り。独自の世界を作っていらっしゃいます。
  
piano001-thumbnail2 今回も、リサは、23日のライブで、歌い弾き(弾き語りをパワーアップしたもの:命名はリサ)をご披露しようと思っています。

 そこで、最近シャンソン、カンツォーネの先生のレッスンでも、歌い弾きを見ていただくことが多くなっています。

 先生方のご意見を伺ってみると、厳しいご指導の連続の中に、「伴奏の付け方、コード処理がおもしろい!」と言われることも多くなっています。

 考えてみたら、現在習っているポピュラーピアノの先生が、ほとんどシャンソン・カンツォーネの伴奏をされない方で、また、ジャズが専門でもないのです。

 ポピュラーから、中国の弦楽器「二胡」や、ジャンルの枠を超えたクロスオーバーの音楽などを得意とする方で、伝統的なシャンソン・カンツォーネの伴奏者の感覚とは全く違った感性をお持ちなのです。

 例えば、お料理でも、伝統的なフランス料理もあれば、日本の懐石を始め、他の国のお料理の要素を取り入れているものもありますよね。

 要は、自分の良さを活かして、それにマッチした、他の世界の素晴らしいエッセンスを取り入れていくことが大切なのだと思うのです。 

 そして、それらの要素が、自分という器の中に、上手く調和していること。


 芸事を大成するための、日本の伝統的な考え方として、「守(しゅ)」、「破(は)」、「離(り)」という考え方がありますね。

 師匠の教えに従い、ひたすらそれを守って基礎を身に付ける時期。それを、破って自分らしさを作っていく時期。そして、最後は、師匠の教えから離れて、完全に自分だけの独自の世界を創造していく時期。

 「型に入って、型から出よ!」といったところでしょうか!

 クラシックベースの発声に、メロディーを生かした歌い口。シャンソン・カンツォーネを歌って、ポピュラー・クロスオーバー系の伴奏による歌い弾き。

 この時期にふさわしく例えれば、鍋料理みたいですね!(笑)

 自分という器の中で、調和のとれた一つの”料理”に仕上げること。

 ここに、ブランディングのすべてが、かかって来るような気がします!!


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