こんばんは。ライブ前にご注文いただいた、楽譜の製作の仕事。一気にやりました。

 リサは、パソコンを使って、書いていますが、主にシャンソンやポピュラーの曲の楽譜を作っています。

 シャンソンのレッスンというと、日本語で歌われることが多いので、自分のキーの高さに合わせて、お手本になるプロの歌い回しを、できるだけ忠実に、楽譜に起こして欲しいというのが一番多いです。

 伴奏の先生で、楽譜作りをする方も多いのですが、手書きが主流で、しかも、コード進行と伴奏型、そして、原語(フランス語等)で歌う時のメロディーラインのみの、必要最小限のもので済ませる場合が多いようです。

 生徒さんは、歌詞カードを見るか、自分で伴奏用の楽譜に歌詞を書き込むことで対応する方が多いとのこと。

 でも、生徒さんが欲しいのは、音楽の教科書のような歌パートに歌詞が付けてある楽譜。

 レッスン中にも、今自分が曲の中の、どの部分を歌っているのかが、視覚的にもよくわかり、レッスンもはかどるのです。

 ただ、生徒さん一人ひとりの高さに合わせ、しかも、特定の歌手の細かい言葉やリズム、歌い回しに対応して、楽譜に起こすのは、中々根気のいる仕事です。

 シャンソンの場合、プロ歌手とはいえ、同じ曲を歌っても、人によってもそれぞれ違い、クラシックの楽譜とは違います。
   
  時には、崩しが大きくて、元の曲がわからないほどのこともあります。

  お料理を食べて(聴いて)、レシピ(楽譜)を書くような感覚かな?

 「3分煮る」と書いたら、「実は2分です」といわれるような微妙なズレというか、認識の違いは出てきてしまうことがあります。

 
 
 また、単純にキーの高さを変える(移調)だけの場合から、歌詞とメロディーラインを再現する仕事、コード(和音)を付ける仕事から、楽譜がどこにも売っていない曲を、ユーチューブの動画の演奏を聴いて、ゼロから復元する仕事もありました。
 
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 右が、伴奏用の楽譜で、歌詞は書いてありません。伴奏者からすると、歌詞が無い方が見やすいのです。
 左側が、右の楽譜を元に、リサがCDに忠実に書き出した譜面です。

 このCDの歌い手さんは、元の楽譜に忠実で、歌詞も、音符をきちんと読み込んだ上で、基本に忠実に、ご自分の表現をされているので、とても書き取りやすかったです。

 中には、8分音符と、3連符の区別があいまいだったり、鍵盤と鍵盤の間の音を出したり、同じメロディーが、歌う度に違うタイミングで出てくる人もいます。

 そういう歌手は、書き取るには、とても、大変です。

 でも、お客様に、感動を伝えるという意味では、どちらが上ということは無いのですが・・・・。

 「その人の魅力と、基礎スキルの高さ」、そして、「人気と実力(歌唱力)」は、”必ずしも”一致しないのは、すべての分野で共通するのかも知れません。

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