「カルーゾ」(歌:村上リサ) 

※喉頭癌に倒れた伝説のオペラ歌手、カルーソーの晩年をテーマをにしたカンツォーネ!恋人(娘)へ別れと、諦観を歌い上げるルチオ・ダッラの名曲!

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【ライブのお知らせ】

昼下がりのシャンソン
     
     日時 2月28日(土)開場14:00 開演14:30 
   会場 シャンパーニュ 新宿厚生年金会館跡地前 
                   (スギ薬局地下)
   料金 3,500円 



  昼下がりのシャンソン

     日時 4月25日(土)開場14:00 開演14:30 
     会場 シャンパーニュ 新宿厚生年金会館跡地前 
                                      (スギ薬局地下)
     料金 3,500円 



  月曜シャンソンコンサート(青い部屋)
  
    日時 5月11日(月)開場18:00 開演18:30 
    会場 サラヴァ東京 松濤郵便局交差点角
                                                     (ファミリート地下)
    料金 3,500円 (ドリンク代別途)
 

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みなさま、おはようございます。村上リサです。

 時には、本当のことを説明しなくてはならない時でも、言えば言うほど誤解されて墓穴?を掘ってしまう恐ってあるのですね。

それはもう、10年ほど前に私の身に降りかかったちょっと悲惨な?出来事でした。

ちょうど、性転換手術をする少し前あたりでしょうか?

ニューハーフダンサーになるべく週の半分を東京の女装部屋で過ごしてダンススタジオに通い、残り半分を群馬の実家で生活していた頃のことです。

ある時、いつものように高崎駅のレストランで食事をして、東京行きの新幹線に乗りました。

その日はなぜか、いつもよりも車内が混んでいて、デッキや洗面所の入り口まで他の乗客が立っていました。

出発してしばらくすると、あることを忘れていることに気づきました。

食事の後、新幹線に乗り遅れそうになり、やっと飛び乗ったので、歯を磨いていなかったのです。

その頃、歯並びが悪かった私は、女性化と美容整形の一環として、半年ほど前に歯を矯正して、歯並びを整える特別な施術を行っていたのでした。

歯の表面を半分削って、均等な大きさのセラミックの歯を特殊な接着剤で貼り付けるものです。

さらに、一番前の歯から数えて、左右に4番目の歯を、上下合わせて4本抜いて、そのまま骨ごと切って取り出して、「入れ歯状態」にした歯の塊を、抜いた歯のスペース分
(1本分)奥にセットバックさせるという、特殊なものでした。

そして、医師の指示で、食事の後は特殊な歯ブラシで綺麗に磨いておかなければならなかったのです。


でも、新幹線は動き出しています。

そして、デッキに立っていた私の目の前にはトイレ。

しかたがない、トイレ内の「手を洗う場所」で磨くしかないか!

意を決して、トイレに入り、歯を磨き始めました。

しかし、・・・・。


トイレ内の手洗い場は、流し台の部分が極端に小さく、全体が壁に埋め込んである形。

普通に手を洗う分には問題ありませんが、片手で水をすくって口に運んだり、うがいした水を吐き出すのが上手くいきません。

そして、気づけば足元にかなりの量の水が流れていたのです。

さらに悪いことに、その水はドアの方へ。

そしてそのドアのレールもとても低い構造で、少しデッキの方へ流れ出ていました。

慌てて、足元の水をトイレットペーパーで拭いて、デッキに出て、自分が元いた場所に戻って、何食わぬ顔で立っていたのですが、しばらくするとドアのレールの間から先ほどの水がデッキの方へ一気に流れ出てきたのです。

すると誰かが車掌さんを呼んできてしまいました。


責任を感じた私は、・・・・。

逃げるなんでいけません。(逃げる場所もないし?いや、そういう問題じゃなくて!)

トイレに戻って、トイレットペーパーをたくさん手に巻きつけて来て、床を拭くしかありませんでした。

それにしても、あの狭いデッキでトイレのドアから、みんなの足元に水が流れてきたのですから、あの光景は周りの目にはどのように映ったことでしょう?


きっと、「違うんです、あれは、歯を磨いた水なんです!」と言っても信じてもらえないでしょう!

それにしても、周りの目はトイレの中で何があったのか想像しているような気まず~い雰囲気。

その冷たい視線を浴びつつ、必死の床磨き。

見かねた車掌さん(男性)が、「やらなくて結構ですよ!私がやりますから、・・・」と温かいお言葉!

救われたような、やはり誤解されているような、・・・、というか、泣きそうでした。

「見ている方も痛い!」そんな、悲惨な絵だったかと思います。

あそこで、汚名を晴らそうと、必死に低い声でまくし立てたら、女装を始めて間もなかった姿とも相まって、さらに誤解を受ける可能性もありました。

言えば言うほど、土壺にはまる!いや、トイレにはまる!

とてもあぶな~い状態!

ここは、声を出さないようにして黙礼し、見知らぬご婦人が失敗したことを、みんなが見なかったことにして、話を収めテクださった車掌さんにすがるのみ!

なんとも生暖かい「濡れ衣」ではありました!


世の中、黙っていた方が、自分にも周りにも、被害が最小限になることもあるのですね~!

「ふ~っ!」


本日も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

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カルーゾを歌う村上リサ