「カルーゾ」(歌:村上リサ)
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カルーゾを歌う村上リサ

※喉頭癌に倒れた伝説のオペラ歌手、カルーソーの晩年をテーマをにしたカンツォーネ!恋人(娘)へ別れと、諦観を歌い上げるルチオ・ダッラの名曲!

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【ライブのお知らせ】

昼下がりのシャンソン
     
     日時 2月28日(土)開場14:00 開演14:30 
   会場 シャンパーニュ 新宿厚生年金会館跡地前 
                   (スギ薬局地下)
   料金 3,500円 



  昼下がりのシャンソン

     日時 4月25日(土)開場14:00 開演14:30 
     会場 シャンパーニュ 新宿厚生年金会館跡地前 
                                      (スギ薬局地下)
     料金 3,500円 



  月曜シャンソンコンサート(青い部屋)
  
    日時 5月11日(月)開場18:00 開演18:30 
    会場 サラヴァ東京 松濤郵便局交差点角
                                                     (ファミリート地下)
    料金 3,500円 (ドリンク代別途)
 

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 または、figaroh010101@gmail.com まで、メールにてご用命下さいませ!

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みなさま、おはようございます。村上リサです。


子供の頃、よく言われたのが、「学校の勉強が社会に出てどこまで役に立つのか?」という疑問でした。

こういう問題については、いろんな人が、いろんな場面で語りつくしていると思いますので、今日は、そのことについてのお話ではありません。


それと同じように、コツコツと努力しなければならない部分で受験のとき苦労したのが、ソルフェージュ、音感訓練の基礎でした。


子供の頃、早期に英才教育を受けた子供は、母国語を自然に身につけるのと同様に、絶対音感が身につきます。

ピアノなどの楽器が無い所でも、任意を音を鳴らされただけで、即座にそれが、「どの高さの音なのか」を判別することができるのです。

また、楽譜に書かれた音を、楽器の助けなしに、出せる範囲の音ならば、声にすることができます。

そのように、正しく音の高さやリズムなどを捕らえるための基礎力として、聴音(聴いた曲の書き取り)や新曲(初めて見た楽譜を歌う)という科目があります。

大まかに言うとそれらを含めた音感トレーニングをソルフェージュと呼んでいます。

これが、音大の受験に必須科目でした。

そして、子供のころすぐにピアノをやめてしまい、高校生の頃から音大を目指した私のようなものにとって、これらをこなすのは苦労する人が多いようです。

これも大雑把に言うとリズムなら、理論的に理解して書き取ることができますが、絶対音感を持っていない人間が聴音で音の高さを聴き分けるのは中々難度が高いわけです。

相対音感で、調によって「ドレミファソラシド」を並行移動して相対的に捉える「異動ド唱法」で「階名読み」をして何とかしのぐようにしていました。

受験の頃に必死で泣きながらやっとこともありましたが、いい声が出さないとか、音楽表現が十分でないことで落ちるのならともかく、こんなことで落とされたら悔やんでも悔やみきれないので、本当に必死だったことを覚えています。

音大に入ってからは「固定ド」唱法を義務付けられていましたが、絶対音感が無いのに「固定ド」で音を捉えようとすることはとても非合理なので、逆らって「移動ド」で音取りを行い、歌うときは、「固定ド」の時使う音名を、歌の歌詞のような感覚で歌っていました。

とにかく、最初はできなくて、特に絶対音感のある人と比較すると自分が惨めになる程、力の差を感じていて、ずっとコンプレックスでした。

早い人は、どんどん楽譜を読んで、レッスンでもどんどん曲を自分のレパートリーにしていきます。

うらやましいと同時に、自分のできなさ加減を人に知られまいと必死で隠していたこともあります。

隠したつもりでも、頭隠して尻隠さず。

実力のある人たちには、とっくの昔に見抜かれていましたが、・・・。


ある時、こんなことを言われたことがあります。

「自分が進むのが遅くて気にかけているでしょう!絶対音感がある人がどんどん進むのに、自分が進まないことが!」

心の中を、ズバリと見抜かれて、ショックだったし、恥ずかしく思いました。

すると、その人は続けて言いました。

絶対音がある人と同じように、いとも簡単に、どんどん楽譜を読んで行こうとしても今のあなたではレースにならないよ!」

内心「ムカッ」としましたが、「じゃあどうすればいいんでっすか?」と半ば開き直って聞きました。

すると、その人はとても良いアドバイスをくれました。

「私も、絶対音は無いし、譜読みも早い方ではない。だから、私がやっていることは、何度も何度も繰り返して練習すること。それしかないんです!」

絶対音がある人のように1度で完璧に音が取れないのなら、5回、10回、20回とできるまでやればいい。

時間がかかるのなら、時間をかけてやるしかない。

けれど、苦労することを嘆いても何も始まらない。

1回でできたって、100回でできたって、「できたこと」には変わりない!

だから、ソルフェージュ力の低さを恥じなくていい!

「堂々と、自分なりに頑張って取り組めば、少しづつ早く覚えられるようになるから!」と最後はあったかい言葉!

そうなのです。

早く音を把握できたって、しっかり音が取れて、しっかりとした声で、歌詞を音楽に乗せて歌わなかったら意味がない。

まず、人との比較ではないし、覚えの早さやレパートリーの広さで演奏の価値が決まるわけではない。

自分が素心に曲に向き合って、ありのままの今の自分で歌うしかない。

そういう自分を恥じるのではなく、自信を持って取り組めばいい!

そして、聴く人と自分とを幸せにできるように、・・・、日々!


本日も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。

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