【カルーゾ】
※喉頭癌に倒れた伝説のオペラ歌手、カルーソーの晩年をテーマをにしたカンツォーネ!恋人(娘)へ別れと、諦観を歌い上げるルチオ・ダッラの名曲!
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【村上リサ 人気ブログベスト5】
※題名をクリックすると、そのブログのページに跳びます。
第1位 批判を気にしない(翌日の記事とセットで)
第2位 徒然なるままに・・・・、本番前に思う
第3位 舞台人としての成長
第4位 舞台人としての成長(2)
第5位 過去最高の日を思い出す
第5位 楽譜を作りながら思うこと
みなさま、おはようございます 。村上リサです。
昨日,一昨日と父との確執がリサの歌や生き方に大きな影を落としている事実と、それに至ったリサの生い立ちの一部を書いてきました。
今日は 、無事に和解することができた経緯について、お話したいと思います。
ざっくりお話すれば、忙しいお店にの一人息子として育ち、同年代の子供と接する機会が少なく、我慢や協調性に欠けていたリサ。
人を思いやる気持ちや、人情の機微を察する力が欠如したいたばかりに、音大への夢を諦めて家業の魚屋を継いだ父の気持ちを察することができず、 ないがしろに••••。
自分が音大教授についたことを理由に、正規の音楽教育は初歩の段階までしか受けていなかった父の歌をいつしか見下した態度を取るようになっていました。
いわゆる、調子に乗るっていうやつです。
それからは、お互いが反目しあって、傷つけ合って•••。
そんなことですから、リサが音大に合格しようが、オペラに出ようが、レクイエムのソリストを務めようが、演奏会には足を運ぶことはなく、「お前の歌は猿真似にすぎない」と言ってはばからない。
私は私で、高慢に振る舞い、また、どんなに上手く歌っても、大きな舞台に立とうとも、決して満たされることのない、心の暗い影に悩まされることになっていたのでした。
残念ながら、それは、リサがニューハーフとして、ダンサーになるために家を出るまで、改善されることはありませんでした。
本当に変わるきっかけになったのは、二度と生家には帰らない覚悟で、ニューハーフダンサーになるために、家を出たことでした。
厳しく、一切の言い訳が通用せず、また、時に理不尽と言えるほどのニューハーフの世界で、自分の無力感を思い知った時です。
今まで、本当に精神的に親を頼っていた。
「ニューハーフダンサーになって輝き、お客様を元気にして行きたい」という志こそ良かったものの、現実には、踊りが下手、接客トークも下手。若くて美人でもなければ、お客様をたくさん呼べるわけでもない。
ファンも少なく、辛うじて店にしがみついているだけ。
そんな、弱く苦しい立場を経験してはじめて、辛い思いをしている人間の気持ちがわかったのです。
そんな時、ギャルソンの店長の勧めもあって、「お正月にはショータイムのDVDを持って実家に帰り、両親に頑張っている姿を見せてはどうかと」和解に躊躇しているリサの背中を力強く押してくれたのです。
「リサの気持ちも確かに分かるが、意地を張るのもいい加減にしたらどうだ!」と促してくれたのです。
店長、いいづらいことをよくぞ言ってくださいました。
ということで、その年のお正月には、初めて実家に帰るきっかけになり、すべてが好転し出したのです。
親孝行らしい親孝行は何一つしたことがなかったので、すべてをリサからのご招待という形で、熱海への一泊旅行が実現したことは、一生の思い出になりました。
(撮影:村上リサ)
以前は、店が忙しくて、家族旅行など一度もしたことがなかったのですが、その時はすでに、店は畳んて、悠々自適の毎日を送る両親でしたから、私とじっくりと向き合う準備はできていたのでしょう。
楽しい旅行でしたが、そこにも山場はありました。
2日目の朝、食後来るべき時がきてしまいました。
父が、一連の確執の核心部分に言及したのです。
一瞬気まずい空気•••。
「こうやってお前と旅行ができるとは思ってもみなかった。 子供の頃は店の忙しかったこともあって、お前には随分寂しい思いをさせたなあ・・・・・。あの頃は・・・・・。」
父が得意の、長話が始まりました。
以前の私なら、ここでまた動揺して取り乱したかも知れません。
でも、ギャルソン以外でも、すでに地獄を見てきているリサにとっては、温かい親からのメッセージにしか聞こえなかった。
「お父さん、確かに、あの頃はいろいろありましたね。でも、細かいことはもう忘れました。それらのことは、もうすべて私の心の中で解決済みです。それより、私も、調子に乗りすぎて、自信が慢心に変わってしまっていました。お父さんがいてくれたから、私はここまでこられたんですよ。本当は感謝しています。・・・・」
思いの外、本心が口をついて出てきたのには驚きました。
しかも、かなり冷静に。
父も母も意外なほど冷静。一気に心のわだかまりは消えているのを感じました。
こんな日を迎えることができるなんて・・・・!
これに至るまでに、私の心の中で、強い支えになってくれた1冊の本があります。
野口嘉則著、「鏡の法則」です。
何で職場の人間関係がうまくいかなかったのか。
それは、心の奥底で父を憎んでいたから。
電話をしても、父が出るとすぐに「お母さんは?」ときいてしまう。
父も「今は外出中だから、帰ったらすぐかけ直させるよ」と、気まずそうに答えることが多かったです。
父も寂しかったと思います。
私も場合は父でしたが、みなさんも、だれか身内や大切な人との間で、似たようなことになっていませんか?
一見まったく関係のないことに思えるような別の悩み事。
その心の奥の奥に、その原因が隠されていたんです。
そうですよね!いくら「日本を元気にするために、踊ります!歌います!」と叫んだところで、直接関係ないとしても、心の奥底で別の憎しみを抱えているなら、それは、本物ではないのです。
もちろん今でも、以前とは手のひらを返したように、父の言うことは何でも100%受け入れられるのかと聞かれれば、「それは違います」と答えると思います。
でも、それとは別次元で、心からかけがいのない父親だと思っています。
それができるようになってから、自然とファンになってくださるお客様が増えて行ったように感じます。
歌も、踊りも、他のどんな分野でも、「人を大切にできる人間がやるから魅力が出るんだ」と確信しました。
リサが初めてシャンソン・カンツォーネ歌手として、三越劇場の舞台に立った時、親戚一同を得意そうに引率してくる、父の姿がありました。
これで意気に感じなきゃ女がすたる!(笑)
本番は新しいジャンルに挑戦したばかりで、慣れないことも多い舞台でしたが、気合い十分、晴れ晴れとした気持ちで、その時の実力を発揮することができたのでした。
リサは、こういう気持ちを、多くの人たちに味わって欲しいです!!
なぜなら、それがあなたの、最高のパフォーマンスなんですから!

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【今日の1曲】 八月のパリ C・アズナブール 作曲
儚く散った一夏の恋。
リサが初めて歌った大ホールの演奏です。まだ、慣れない歌い口で上手とは行きませんが、当時の自分なりには、これがベストでした。そして、最高に幸せでした。
それは、初めてこの三越劇場に会場に父が来てくれていたからです 。
※ちょっとマイクも離しすぎ!現在はもっと高い調で歌わせていただいております。
追伸
早寝しようと思ったのだけれど、気合いを入れて書いていたら外が明るくなってきてしまいました。本番が近いので急いで寝ます。も少し早く寝たかった~!(現在AM4:16)
本日も最後までお読み戴き、ありがとうございました。

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【リサのライブ予定です】
(お問い合わせは「メッセージ」からお願い致します)
6月17日(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00
場所 渋谷 SARAVAH東京
7月27日(土)
「昼下がりのシャンソン」
開場 pm2:00 開演 pm2:30
場所 新宿 シャンパーニュ
【村上リサライブ動画】
【村上リサ ライブスケジュール】
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第2位 徒然なるままに・・・・、本番前に思う
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みなさま、おはようございます 。村上リサです。
昨日,一昨日と父との確執がリサの歌や生き方に大きな影を落としている事実と、それに至ったリサの生い立ちの一部を書いてきました。
今日は 、無事に和解することができた経緯について、お話したいと思います。
ざっくりお話すれば、忙しいお店にの一人息子として育ち、同年代の子供と接する機会が少なく、我慢や協調性に欠けていたリサ。
人を思いやる気持ちや、人情の機微を察する力が欠如したいたばかりに、音大への夢を諦めて家業の魚屋を継いだ父の気持ちを察することができず、 ないがしろに••••。
自分が音大教授についたことを理由に、正規の音楽教育は初歩の段階までしか受けていなかった父の歌をいつしか見下した態度を取るようになっていました。
いわゆる、調子に乗るっていうやつです。
それからは、お互いが反目しあって、傷つけ合って•••。
そんなことですから、リサが音大に合格しようが、オペラに出ようが、レクイエムのソリストを務めようが、演奏会には足を運ぶことはなく、「お前の歌は猿真似にすぎない」と言ってはばからない。
私は私で、高慢に振る舞い、また、どんなに上手く歌っても、大きな舞台に立とうとも、決して満たされることのない、心の暗い影に悩まされることになっていたのでした。
残念ながら、それは、リサがニューハーフとして、ダンサーになるために家を出るまで、改善されることはありませんでした。
本当に変わるきっかけになったのは、二度と生家には帰らない覚悟で、ニューハーフダンサーになるために、家を出たことでした。
厳しく、一切の言い訳が通用せず、また、時に理不尽と言えるほどのニューハーフの世界で、自分の無力感を思い知った時です。
今まで、本当に精神的に親を頼っていた。
「ニューハーフダンサーになって輝き、お客様を元気にして行きたい」という志こそ良かったものの、現実には、踊りが下手、接客トークも下手。若くて美人でもなければ、お客様をたくさん呼べるわけでもない。
ファンも少なく、辛うじて店にしがみついているだけ。
そんな、弱く苦しい立場を経験してはじめて、辛い思いをしている人間の気持ちがわかったのです。
そんな時、ギャルソンの店長の勧めもあって、「お正月にはショータイムのDVDを持って実家に帰り、両親に頑張っている姿を見せてはどうかと」和解に躊躇しているリサの背中を力強く押してくれたのです。
「リサの気持ちも確かに分かるが、意地を張るのもいい加減にしたらどうだ!」と促してくれたのです。
店長、いいづらいことをよくぞ言ってくださいました。
ということで、その年のお正月には、初めて実家に帰るきっかけになり、すべてが好転し出したのです。
親孝行らしい親孝行は何一つしたことがなかったので、すべてをリサからのご招待という形で、熱海への一泊旅行が実現したことは、一生の思い出になりました。
(撮影:村上リサ)
以前は、店が忙しくて、家族旅行など一度もしたことがなかったのですが、その時はすでに、店は畳んて、悠々自適の毎日を送る両親でしたから、私とじっくりと向き合う準備はできていたのでしょう。
楽しい旅行でしたが、そこにも山場はありました。
2日目の朝、食後来るべき時がきてしまいました。
父が、一連の確執の核心部分に言及したのです。
一瞬気まずい空気•••。
「こうやってお前と旅行ができるとは思ってもみなかった。 子供の頃は店の忙しかったこともあって、お前には随分寂しい思いをさせたなあ・・・・・。あの頃は・・・・・。」
父が得意の、長話が始まりました。
以前の私なら、ここでまた動揺して取り乱したかも知れません。
でも、ギャルソン以外でも、すでに地獄を見てきているリサにとっては、温かい親からのメッセージにしか聞こえなかった。
「お父さん、確かに、あの頃はいろいろありましたね。でも、細かいことはもう忘れました。それらのことは、もうすべて私の心の中で解決済みです。それより、私も、調子に乗りすぎて、自信が慢心に変わってしまっていました。お父さんがいてくれたから、私はここまでこられたんですよ。本当は感謝しています。・・・・」
思いの外、本心が口をついて出てきたのには驚きました。
しかも、かなり冷静に。
父も母も意外なほど冷静。一気に心のわだかまりは消えているのを感じました。
こんな日を迎えることができるなんて・・・・!
これに至るまでに、私の心の中で、強い支えになってくれた1冊の本があります。
野口嘉則著、「鏡の法則」です。
何で職場の人間関係がうまくいかなかったのか。
それは、心の奥底で父を憎んでいたから。
電話をしても、父が出るとすぐに「お母さんは?」ときいてしまう。
父も「今は外出中だから、帰ったらすぐかけ直させるよ」と、気まずそうに答えることが多かったです。
父も寂しかったと思います。
私も場合は父でしたが、みなさんも、だれか身内や大切な人との間で、似たようなことになっていませんか?
一見まったく関係のないことに思えるような別の悩み事。
その心の奥の奥に、その原因が隠されていたんです。
そうですよね!いくら「日本を元気にするために、踊ります!歌います!」と叫んだところで、直接関係ないとしても、心の奥底で別の憎しみを抱えているなら、それは、本物ではないのです。
もちろん今でも、以前とは手のひらを返したように、父の言うことは何でも100%受け入れられるのかと聞かれれば、「それは違います」と答えると思います。
でも、それとは別次元で、心からかけがいのない父親だと思っています。
それができるようになってから、自然とファンになってくださるお客様が増えて行ったように感じます。
歌も、踊りも、他のどんな分野でも、「人を大切にできる人間がやるから魅力が出るんだ」と確信しました。
リサが初めてシャンソン・カンツォーネ歌手として、三越劇場の舞台に立った時、親戚一同を得意そうに引率してくる、父の姿がありました。
これで意気に感じなきゃ女がすたる!(笑)
本番は新しいジャンルに挑戦したばかりで、慣れないことも多い舞台でしたが、気合い十分、晴れ晴れとした気持ちで、その時の実力を発揮することができたのでした。
リサは、こういう気持ちを、多くの人たちに味わって欲しいです!!
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儚く散った一夏の恋。
リサが初めて歌った大ホールの演奏です。まだ、慣れない歌い口で上手とは行きませんが、当時の自分なりには、これがベストでした。そして、最高に幸せでした。
それは、初めてこの三越劇場に会場に父が来てくれていたからです 。
※ちょっとマイクも離しすぎ!現在はもっと高い調で歌わせていただいております。
追伸
早寝しようと思ったのだけれど、気合いを入れて書いていたら外が明るくなってきてしまいました。本番が近いので急いで寝ます。も少し早く寝たかった~!(現在AM4:16)
本日も最後までお読み戴き、ありがとうございました。

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6月17日(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00
場所 渋谷 SARAVAH東京
7月27日(土)
「昼下がりのシャンソン」
開場 pm2:00 開演 pm2:30
場所 新宿 シャンパーニュ
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