【カルーゾ】
※喉頭癌に倒れた伝説のオペラ歌手、カルーソーの晩年をテーマをにしたカンツォーネ!恋人(娘)へ別れと、諦観を歌い上げるルチオ・ダッラの名曲!
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おかげさまで、現在、第1位
です!クリックすると順位が見られますよ!!
みなさま、おはようございます。村上リサです。
大変みなさまに、ご好評戴いております「『日本を元気にするシンガー』村上リサのブログ」。
私も、気合いを入れ、時にはホッとするような内容を心がけて書いております。
今回、今までのブログの中から特にご好評だったベスト5を発表したいと思います。
やっぱり、第1位はあの記事でした。
どうぞ、ご覧下さいませ。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
【ライブの告知の訂正とお詫び】
みなさま、ライブ告知につきまして大変な間違えをしておりました。
後から出演が決定致しました、夜のシャンパーニュのライブですが、7月ではなくて、6月1日(土)になります。関係者の方から違うのではないかと、お問い合わせがあり、改めて確認を致しましたら、1ヶ月もずれておりました。
申し訳ありませんでした。m(__)m
どうぞよろしくお願いいたします。
【村上リサ 人気ブログベスト5】
※題名をクリックすると、そのブログのページに跳びます。
第1位 批判を気にしない(翌日の記事とセットで)
第2位 徒然なるままに・・・・、本番前に思う
第3位 舞台人としての成長
第4位 舞台人としての成長(2)
第5位 過去最高の日を思い出す
第5位 楽譜を作りながら思うこと
それでは、本日のお話しです。
昨日からまた、発声のお話をさせていただきます。
今までのお話は、リサが歌うときに、発声上気をつけている、以下の3点について取り上げてきました。
1. 姿勢
2.呼吸法
3.響き
※詳しい内容については、5月16日から、3日連続で特集しておりますので、そちらをご覧ください。
今日は、昨日、一昨日に引き続き、リサが歌で自分の壁を破る切っ掛けとなった言葉(技術)についてお話しします。
ところで、影響力のある人。特に自分の信頼する先生の一言と言うのは、何気ない言葉でも大きく影響してくるものですね。
私も公立中学校の教師をしていましたが、それを考えると、教師の一言というのは、本当に怖いものがあります。
一人一人の生徒に対して、無視しない、遠慮しないこと。
ものはズバリと言うけれど、細心の配慮をする。
大胆且つ繊細にとは言いますが、なかなか難しいところがあります。
特に、奮起を促すために厳しいことを言うとき。
・・・やはり信頼関係が前提で、とても大切です。
生徒の心の中に、「どんなに厳しいことや指導があっても、先生は私を信じてくれている」という部分が、あればそれが信頼関係の礎になります。
気を付けなければならないのは、こちらが意識しないで言った何気ない一言が、生徒の心をひどく傷つけている場合です。
教師や指導者をやっていて、これが一番怖かったことです。
だから、いつでも気分や雰囲気に流されることなく、どこか一点だけでも、常に冷静な自分でいられるように、心がける必要があるのですね。
これは全く日常の人間関係でも同様かもしれません。
お互いに気を付けたいですね。本当に!
はい、発声の話をしたいと思います。
3つのポイントのうち、昨日までに2つをお話ししました。
そこまでで、ほとんどリサの歌の技術に関する本質的な部分はすでに公開しています。
「どのぐらにの塩梅で」という部分までは伝え切れませんが・・・・。
今日はボイスチェンジについてです。
ただ、前置きすると、クラシック、特にオペラをやる人以外は使わない技術の可能性がありますが、書いておきたいと思います。
ちなみに、先日の正調ナポレターナの重鎮、マリオ・マリョーネさんはオペラのようなボイスチェンジはやっていなかったようにリサの耳には聞こえました。
だから、カンツォーネでも使わない可能性のある技術です。
まず、クラシック・オペラの感覚で言うと大まかに分けて女声なら、高い方からソプラノ、メゾソプラノ、アルトに分類されます。
そして、男声なら、テノール、バリトン、バスに分かれます。
これは、音域だけでは決まらない声の特徴というか、声の色ですね。
ソプラノやテノールをさらに分けると、細かくは、軽い声のレジーェロ、甘く叙情的なりリック(リリコ)、強く鋭い声のスピント、太くて力強いドラマチック(ドラマティコ)などに分かれ、ボクシングの階級ほど厳密ではないにせよ、その間に、リリコ・レジェーロや、リリコスピントなどに細分化されていて、大体どのあたりに属するかによって、歌える役が決まってきます。
その他にも、コロラトゥーラソプラノや、ヴェルディバリトン、ワーグナーテノールなどのように、違う概念を含む分類法もあります。
そして、基礎的な練習をある程度積んだら、自分の声の特徴に合った役に挑戦するわけです。
オペラは長いドラマになっていて、他の歌手と2重唱や、3重唱、また、合唱を含めてたくさんのパートが絡んできますから、自分の都合だけでキー(歌う高さ)を変えるわけにはいきません。
と言うか、世界基準でそのオペラの調(キー)は決められています。
だから、自分に与えられた役は、音域的に多少は無理をしても出さなければならないことも出てきます。
もちろん、音域的にジャストフィットすることが理想ではありますが・・・。(役選びは慎重に)
音の高さを、自分の都合で変えられないわけですから、それに対応して声を出せるような技術と訓練が必要になってきます。
人間の声は低音域では主に胸部の共鳴が大きくなり、高音域では頭部の共鳴が多くなります。
そのどちらも使いこなさなければ、一つの役は歌い切れません。
しかし、木に竹を接いだように、がらりと声の音色が変わってしまうのも、役に一貫性が出てきません。
そこで、胸の声と(胸声)と頭の声(頭声)への転換点と転換ゾーンを意識して、なるべくスムースにチェンジすることが課題になってきます。
テノールの場合、レジェーロとドラマティコも多少違いますが、基本的には上のFの音とGの音の間に転換点があります。
基本的にはFまでは、口の中を大きく開いて明るい響きで歌い、Gから上は、舌根や口蓋(上顎)を調節して、口の中の容積を狭くして、音色を暗くし、声を回し込むようにして曲げ、少ない息で流速をあげていきます。
ちょうど、自動車が4速、5速、6速とシフトチェンジしていくように。
その声を回し込むときに、独特の緊張感と雰囲気が生まれます。
そこを、作曲家がわかっていて、ここぞというときに、その高さの音を要求してきます。
その高さの音を、メロディーの中で、その技術(アクート)を使って発声したときの、声の響きによって雰囲気を変える。それが、一つの感情表現になるわけです。
問題は、その上の声と下の声のクロスゾーンをいかに上手く歌うか。
そのエリアを、パサッジョ域と呼びますが、「パッサッジョ域を征する者は世界を征する!」と言われるほど、すべての歌い手にとって、大きな課題なのです。
さらに、それをクラシッククロスオーバーとポピュラーの世界でどのように、有効に取り入れていくのかと言う点に関しては、また別の課題になってきます。
いかがですか?
リサは、そんなことを考えて、毎日声を出しては考え、考えては声を出しながら、自分らしい歌を創造しています。

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【今日の一曲】
今日はテノールの高音を編集してあるYOUTUBEをご紹介します。
テノールの高音は普通GからB♭までは、アクートと言って声を鋭く暗い響きにして、それより上はソプラクートといいアクートのポジションで、前だけ開いた感じの明るい響きになります。
時には、大失敗する危険を恐れず、果敢に挑戦するのが、テノールの心意気なのです!!
追伸
気づけば、シャンパーニュのライブまであと一週間。何度も間違えていてすいません。6月1日(土)の夜6:30開場となります。夜のシャンパーニュ去年の12月以来です。
今回は、ベテランの花田和子さんとご一緒させて戴きます。他にも、素晴らしい歌い手さんたちがご出演なさいます。
お時間がございましたら、どうぞお出かけ下さいませ。
本日も最後までお読み戴き、ありがとうございました。
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【リサのライブ予定です】
(お問い合わせは「メッセージ」からお願い致します)
6月1日(土)
「シャンパーニュ」
開場 pm6:30
場所 新宿 シャンパーニュ
※一ヶ月間違っておりました。6月1日でした。失礼致しました!!
6月17日(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00
場所 渋谷 SARAVAH東京
7月27日(土)
「昼下がりのシャンソン」
開場 pm2:00 開演 pm2:30
場所 新宿 シャンパーニュ
【村上リサライブ動画】
【村上リサ ライブスケジュール】
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私も、気合いを入れ、時にはホッとするような内容を心がけて書いております。
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それでは、本日のお話しです。
昨日からまた、発声のお話をさせていただきます。
今までのお話は、リサが歌うときに、発声上気をつけている、以下の3点について取り上げてきました。
1. 姿勢
2.呼吸法
3.響き
※詳しい内容については、5月16日から、3日連続で特集しておりますので、そちらをご覧ください。
今日は、昨日、一昨日に引き続き、リサが歌で自分の壁を破る切っ掛けとなった言葉(技術)についてお話しします。
ところで、影響力のある人。特に自分の信頼する先生の一言と言うのは、何気ない言葉でも大きく影響してくるものですね。
私も公立中学校の教師をしていましたが、それを考えると、教師の一言というのは、本当に怖いものがあります。
一人一人の生徒に対して、無視しない、遠慮しないこと。
ものはズバリと言うけれど、細心の配慮をする。
大胆且つ繊細にとは言いますが、なかなか難しいところがあります。
特に、奮起を促すために厳しいことを言うとき。
・・・やはり信頼関係が前提で、とても大切です。
生徒の心の中に、「どんなに厳しいことや指導があっても、先生は私を信じてくれている」という部分が、あればそれが信頼関係の礎になります。
気を付けなければならないのは、こちらが意識しないで言った何気ない一言が、生徒の心をひどく傷つけている場合です。
教師や指導者をやっていて、これが一番怖かったことです。
だから、いつでも気分や雰囲気に流されることなく、どこか一点だけでも、常に冷静な自分でいられるように、心がける必要があるのですね。
これは全く日常の人間関係でも同様かもしれません。
お互いに気を付けたいですね。本当に!
はい、発声の話をしたいと思います。
3つのポイントのうち、昨日までに2つをお話ししました。
そこまでで、ほとんどリサの歌の技術に関する本質的な部分はすでに公開しています。
「どのぐらにの塩梅で」という部分までは伝え切れませんが・・・・。
今日はボイスチェンジについてです。
ただ、前置きすると、クラシック、特にオペラをやる人以外は使わない技術の可能性がありますが、書いておきたいと思います。
ちなみに、先日の正調ナポレターナの重鎮、マリオ・マリョーネさんはオペラのようなボイスチェンジはやっていなかったようにリサの耳には聞こえました。
だから、カンツォーネでも使わない可能性のある技術です。
まず、クラシック・オペラの感覚で言うと大まかに分けて女声なら、高い方からソプラノ、メゾソプラノ、アルトに分類されます。
そして、男声なら、テノール、バリトン、バスに分かれます。
これは、音域だけでは決まらない声の特徴というか、声の色ですね。
ソプラノやテノールをさらに分けると、細かくは、軽い声のレジーェロ、甘く叙情的なりリック(リリコ)、強く鋭い声のスピント、太くて力強いドラマチック(ドラマティコ)などに分かれ、ボクシングの階級ほど厳密ではないにせよ、その間に、リリコ・レジェーロや、リリコスピントなどに細分化されていて、大体どのあたりに属するかによって、歌える役が決まってきます。
その他にも、コロラトゥーラソプラノや、ヴェルディバリトン、ワーグナーテノールなどのように、違う概念を含む分類法もあります。
そして、基礎的な練習をある程度積んだら、自分の声の特徴に合った役に挑戦するわけです。
オペラは長いドラマになっていて、他の歌手と2重唱や、3重唱、また、合唱を含めてたくさんのパートが絡んできますから、自分の都合だけでキー(歌う高さ)を変えるわけにはいきません。
と言うか、世界基準でそのオペラの調(キー)は決められています。
だから、自分に与えられた役は、音域的に多少は無理をしても出さなければならないことも出てきます。
もちろん、音域的にジャストフィットすることが理想ではありますが・・・。(役選びは慎重に)
音の高さを、自分の都合で変えられないわけですから、それに対応して声を出せるような技術と訓練が必要になってきます。
人間の声は低音域では主に胸部の共鳴が大きくなり、高音域では頭部の共鳴が多くなります。
そのどちらも使いこなさなければ、一つの役は歌い切れません。
しかし、木に竹を接いだように、がらりと声の音色が変わってしまうのも、役に一貫性が出てきません。
そこで、胸の声と(胸声)と頭の声(頭声)への転換点と転換ゾーンを意識して、なるべくスムースにチェンジすることが課題になってきます。
テノールの場合、レジェーロとドラマティコも多少違いますが、基本的には上のFの音とGの音の間に転換点があります。
基本的にはFまでは、口の中を大きく開いて明るい響きで歌い、Gから上は、舌根や口蓋(上顎)を調節して、口の中の容積を狭くして、音色を暗くし、声を回し込むようにして曲げ、少ない息で流速をあげていきます。
ちょうど、自動車が4速、5速、6速とシフトチェンジしていくように。
その声を回し込むときに、独特の緊張感と雰囲気が生まれます。
そこを、作曲家がわかっていて、ここぞというときに、その高さの音を要求してきます。
その高さの音を、メロディーの中で、その技術(アクート)を使って発声したときの、声の響きによって雰囲気を変える。それが、一つの感情表現になるわけです。
問題は、その上の声と下の声のクロスゾーンをいかに上手く歌うか。
そのエリアを、パサッジョ域と呼びますが、「パッサッジョ域を征する者は世界を征する!」と言われるほど、すべての歌い手にとって、大きな課題なのです。
さらに、それをクラシッククロスオーバーとポピュラーの世界でどのように、有効に取り入れていくのかと言う点に関しては、また別の課題になってきます。
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リサは、そんなことを考えて、毎日声を出しては考え、考えては声を出しながら、自分らしい歌を創造しています。

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時には、大失敗する危険を恐れず、果敢に挑戦するのが、テノールの心意気なのです!!
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気づけば、シャンパーニュのライブまであと一週間。何度も間違えていてすいません。6月1日(土)の夜6:30開場となります。夜のシャンパーニュ去年の12月以来です。
今回は、ベテランの花田和子さんとご一緒させて戴きます。他にも、素晴らしい歌い手さんたちがご出演なさいます。
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6月1日(土)
「シャンパーニュ」
開場 pm6:30
場所 新宿 シャンパーニュ
※一ヶ月間違っておりました。6月1日でした。失礼致しました!!
6月17日(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00
場所 渋谷 SARAVAH東京
7月27日(土)
「昼下がりのシャンソン」
開場 pm2:00 開演 pm2:30
場所 新宿 シャンパーニュ
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