【カルーゾ】
※喉頭癌に倒れた伝説のオペラ歌手、カルーソーの晩年をテーマをにしたカンツォーネ!恋人(娘)へ別れと、諦観を歌い上げるルチオ・ダッラの名曲!
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みなさま、おはようございます。村上リサです。
昨日は、青い部屋のライブ「CHANBRE DES CHANSONS」のライブでした。。
みなさまどうもありがとうございました。
そのことについては、別の機会に改めて書こうと思います。
今日は練習場について書いてみたいと思います。
現在、リサの家には電子ピアノがあって、伴奏を弾いたり、歌い弾き(弾き語り)の前のピアノ練習の時や、細かい音程の確認の時などにはいつも使っています。
でも、「発声練習・歌の練習」や、「歌い弾き」等、声を出す練習は、基本的には、家ではやっていません。
声が大きくて、近所迷惑だからです。
それについては、音大時代に、とても苦い経験があります。
ある日、練習に熱が入りすぎて、約束の終了時間の午後9時を大幅に上回り、午後10頃まで練習してしまったのです。
その辺りは、音大生が住んでいて、夕方になると、ピアノ、声楽、弦楽器管楽器などを練習する音があちらこちらから聞こえてくるのでいた。
それもそのはず、近くには、武蔵野音大、日大芸術学部、そして、有楽町線1本で東京音大へも近いとあって、音大生専用と言っていいほどのアパート、マンションが密集している地域でした。
そして、管理人の方と交わした条件が、「夜9時を過ぎたら音は出さないこと」だったのです。
それを、高音を上手くいかないからを、ちょっと向きになって、時間を過ぎているのを分かっていながら、「これでもか!!」ととばかり練習していました。
そして、翌日、ポストには1通の手紙が!・・・・・??
中を見て驚きました。当然ではありましたが、抗議の手紙でした。
あまりにも強烈な内容だったので、いまでも一言一句覚えています。
恥ずかしいけれど書きます!!
「テメーの奇声はこの世の悪夢 キチガイは早く病院へ入れバカヤロー!!」
正直に言って、まずショックでした。
私が下手なのよく分かるね!ホントに下手でした!!
それから、本当に迷惑だったんだなー!
酷い言葉だけれど、「テメーノ キセーハ コノヨノアクム」なんて、リズムがいいね。
「4 4 7」のリズムだ!これは近くに住む音大生ですね。
でも、相手が誰だかが問題ではなく、それほど不快だったということは認めなくてはいけませんし、何よりも、ルールやマナーを守らなければなりません。
私が、逆ギレする根拠は全くないわけです。
そして、正直いって、少々落ち込みました。
私の歌が、そんなに人様には不快なのか・・・・!
「私は音大にまで入って、人に馬鹿にされるような演奏しかできない人間なのか・・・・情けない、悲しい!」とその時は思っていました。
実は、そこが問題だったのではないと、気づいたのは、ずっと後にことでした。
そして、練習するのが怖くなり、数日間は声を出すのがいやでした。
しばらく経って、「誰がなんと言おうと辞めたくない!」と気持ちを切り換え、練習を再開しましたが、それをきっかけに、やる時はもっと周りに気を使って、練習しなければと思うようになりました。
もしかしたら、関係ない人にとっては、私に代わって、3大テノールが歌ったとしても、騒音にしか聞こえないのかも知れません。
その昔、ピアノ殺人事件というのがあったそうです。
音(音楽)というのは、人を感動させたり、元気や勇気を与えてくれたりもしますが、時と場所を間違えると、人の怒りを買うこともあるのだと痛感させられました。
それから、家で歌の練習をやらない、もう一つの理由は、部屋のスペースの関係もあってか、音響があまりよろしくないからです。

ご覧の通り、目の前が壁(クローゼットの扉)です。
マイクなしで歌うのがいいと言っておきながら、電子ピアノなのが残念ですが、本物のピアノはどうしてもおけないので、自宅はあくまで仮の練習場ですね。
練習室でも、歌っていて、自分の耳にとても心地よく聴こえる所と、そうでないところがありますが、技術的な練習は、良いコンディションでやったほうがいいのです。
よく、タイル張りのお風呂で歌うと上手くなったような感覚で、気持ちよく歌った経験がある方もいらっしゃるでしょう。あれは、残響が長くて、壁や床のタイルに反射した自分の声を、外から聴けるからですね。
基本的に、自分の声は、他人の耳に聞こえるものと、自分の体を伝って聞こえるものとは全く別物なのです。
だから、完成されたオペラ歌手でさえ、ボイストレーナーのもとに通う必要があるのです。
昨日も話しましたが、マイクを使わないので、自分にとって、声の拡がり方が最もよい状態を保つためにも、ちょうどいい力のバランスや、響きのツボを先生に聴いてもらいながら、手探りで思い出して、修正する必要があるのです。
それについて、興味深い出来事がありました。
去年のことですが、初めて使った練習室で、歌っている時、あまりにも声が出ないので、調子が悪いと思い、帰り支度を始めました。(どうしても調子が悪い日は、リサは自宅で、自分の歌う曲の伴奏を弾いたり、ピアノ曲を弾いたりしています)
清算所で料金を払っていると、一番音響のいい部屋が空いたこと知らされ、「もしや」と思って、ちょっとだけレンタルして、発声練習をしてみたのです。
すると、驚きました。自分の声が、3代テノールのように、と言ったら大袈裟ですが、そのぐらい言いたくなるような声が、気持ちよく響いて聴こえたのです。
「あれ~??、今日は調子悪かったんじゃなかったっけ??」と意外に思うほど、絶好調!!
「すごい!、部屋を変えただけで、こんなに違って聴こえるとは!」
また、この部屋は不思議と、残響の状態から、「自分がもっと大きく出せるのか、これ以上大きく出すとバランスが崩れるのか」の境界線がはっきりと感じ取れるのです。
ここで毎日練習したら、声のコントロールが、もっと加速度的に上手になり、表現のイメージもどんどん膨らんでくるものと思われます。
毎日使える料金ではありませんし、別の方たちの予約で埋まりやすい部屋ですが、今では月に何度か予約して使っています。
ライブ前には、普通1時間歌いこんでから、会場入りしています!!
【今日の1曲】 発声練習 メロッキ先生のレッスン
レッスンを受けているのは、あの黄金の「トランペット」と称えられた、マリオ・デル・モナコ。
世紀のドラマチックテノールも、このようなヴォカリッツィ(発声練習)のたまものなのですね。
聴いていても、全然楽しくないでしょう。(発声を研究している人以外は)
これほど凄い響きでは無いにしても、早く寝ようと思っている近くで、10時過ぎまで延々とこんな練習をされたら。(特に後半の高音域を練習されたら・・・・・。)

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追伸
ドイツやイタリアでは、歌のレッスンは、発声の先生の他に、曲作りの先生が別にいます。
曲作りの先生は、ピアノ伴奏者の方でカペルマイスターとかコレペティトアと呼ばれています。
本日も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
【リサのライブ予定です】
(お問い合わせは「メッセージ」からお願い致します)
6/17(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00 場所 渋谷 SARAVAH東京
7月27日(土)
「昼下がりのシャンソン」
開場 pm2:00 開演 pm2:30 場所 新宿 シャンパーシュ
【村上リサライブ動画】
【村上リサ ライブスケジュール】
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みなさま、おはようございます。村上リサです。
昨日は、青い部屋のライブ「CHANBRE DES CHANSONS」のライブでした。。
みなさまどうもありがとうございました。
そのことについては、別の機会に改めて書こうと思います。
今日は練習場について書いてみたいと思います。
現在、リサの家には電子ピアノがあって、伴奏を弾いたり、歌い弾き(弾き語り)の前のピアノ練習の時や、細かい音程の確認の時などにはいつも使っています。
でも、「発声練習・歌の練習」や、「歌い弾き」等、声を出す練習は、基本的には、家ではやっていません。
声が大きくて、近所迷惑だからです。
それについては、音大時代に、とても苦い経験があります。
ある日、練習に熱が入りすぎて、約束の終了時間の午後9時を大幅に上回り、午後10頃まで練習してしまったのです。
その辺りは、音大生が住んでいて、夕方になると、ピアノ、声楽、弦楽器管楽器などを練習する音があちらこちらから聞こえてくるのでいた。
それもそのはず、近くには、武蔵野音大、日大芸術学部、そして、有楽町線1本で東京音大へも近いとあって、音大生専用と言っていいほどのアパート、マンションが密集している地域でした。
そして、管理人の方と交わした条件が、「夜9時を過ぎたら音は出さないこと」だったのです。
それを、高音を上手くいかないからを、ちょっと向きになって、時間を過ぎているのを分かっていながら、「これでもか!!」ととばかり練習していました。
そして、翌日、ポストには1通の手紙が!・・・・・??
中を見て驚きました。当然ではありましたが、抗議の手紙でした。
あまりにも強烈な内容だったので、いまでも一言一句覚えています。
恥ずかしいけれど書きます!!
「テメーの奇声はこの世の悪夢 キチガイは早く病院へ入れバカヤロー!!」
正直に言って、まずショックでした。
私が下手なのよく分かるね!ホントに下手でした!!
それから、本当に迷惑だったんだなー!
酷い言葉だけれど、「テメーノ キセーハ コノヨノアクム」なんて、リズムがいいね。
「4 4 7」のリズムだ!これは近くに住む音大生ですね。
でも、相手が誰だかが問題ではなく、それほど不快だったということは認めなくてはいけませんし、何よりも、ルールやマナーを守らなければなりません。
私が、逆ギレする根拠は全くないわけです。
そして、正直いって、少々落ち込みました。
私の歌が、そんなに人様には不快なのか・・・・!
「私は音大にまで入って、人に馬鹿にされるような演奏しかできない人間なのか・・・・情けない、悲しい!」とその時は思っていました。
実は、そこが問題だったのではないと、気づいたのは、ずっと後にことでした。
そして、練習するのが怖くなり、数日間は声を出すのがいやでした。
しばらく経って、「誰がなんと言おうと辞めたくない!」と気持ちを切り換え、練習を再開しましたが、それをきっかけに、やる時はもっと周りに気を使って、練習しなければと思うようになりました。
もしかしたら、関係ない人にとっては、私に代わって、3大テノールが歌ったとしても、騒音にしか聞こえないのかも知れません。
その昔、ピアノ殺人事件というのがあったそうです。
音(音楽)というのは、人を感動させたり、元気や勇気を与えてくれたりもしますが、時と場所を間違えると、人の怒りを買うこともあるのだと痛感させられました。
それから、家で歌の練習をやらない、もう一つの理由は、部屋のスペースの関係もあってか、音響があまりよろしくないからです。

ご覧の通り、目の前が壁(クローゼットの扉)です。
マイクなしで歌うのがいいと言っておきながら、電子ピアノなのが残念ですが、本物のピアノはどうしてもおけないので、自宅はあくまで仮の練習場ですね。
練習室でも、歌っていて、自分の耳にとても心地よく聴こえる所と、そうでないところがありますが、技術的な練習は、良いコンディションでやったほうがいいのです。
よく、タイル張りのお風呂で歌うと上手くなったような感覚で、気持ちよく歌った経験がある方もいらっしゃるでしょう。あれは、残響が長くて、壁や床のタイルに反射した自分の声を、外から聴けるからですね。
基本的に、自分の声は、他人の耳に聞こえるものと、自分の体を伝って聞こえるものとは全く別物なのです。
だから、完成されたオペラ歌手でさえ、ボイストレーナーのもとに通う必要があるのです。
昨日も話しましたが、マイクを使わないので、自分にとって、声の拡がり方が最もよい状態を保つためにも、ちょうどいい力のバランスや、響きのツボを先生に聴いてもらいながら、手探りで思い出して、修正する必要があるのです。
それについて、興味深い出来事がありました。
去年のことですが、初めて使った練習室で、歌っている時、あまりにも声が出ないので、調子が悪いと思い、帰り支度を始めました。(どうしても調子が悪い日は、リサは自宅で、自分の歌う曲の伴奏を弾いたり、ピアノ曲を弾いたりしています)
清算所で料金を払っていると、一番音響のいい部屋が空いたこと知らされ、「もしや」と思って、ちょっとだけレンタルして、発声練習をしてみたのです。
すると、驚きました。自分の声が、3代テノールのように、と言ったら大袈裟ですが、そのぐらい言いたくなるような声が、気持ちよく響いて聴こえたのです。
「あれ~??、今日は調子悪かったんじゃなかったっけ??」と意外に思うほど、絶好調!!
「すごい!、部屋を変えただけで、こんなに違って聴こえるとは!」
また、この部屋は不思議と、残響の状態から、「自分がもっと大きく出せるのか、これ以上大きく出すとバランスが崩れるのか」の境界線がはっきりと感じ取れるのです。
ここで毎日練習したら、声のコントロールが、もっと加速度的に上手になり、表現のイメージもどんどん膨らんでくるものと思われます。
毎日使える料金ではありませんし、別の方たちの予約で埋まりやすい部屋ですが、今では月に何度か予約して使っています。
ライブ前には、普通1時間歌いこんでから、会場入りしています!!
【今日の1曲】 発声練習 メロッキ先生のレッスン
レッスンを受けているのは、あの黄金の「トランペット」と称えられた、マリオ・デル・モナコ。
世紀のドラマチックテノールも、このようなヴォカリッツィ(発声練習)のたまものなのですね。
聴いていても、全然楽しくないでしょう。(発声を研究している人以外は)
これほど凄い響きでは無いにしても、早く寝ようと思っている近くで、10時過ぎまで延々とこんな練習をされたら。(特に後半の高音域を練習されたら・・・・・。)

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ドイツやイタリアでは、歌のレッスンは、発声の先生の他に、曲作りの先生が別にいます。
曲作りの先生は、ピアノ伴奏者の方でカペルマイスターとかコレペティトアと呼ばれています。
本日も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
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6/17(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00 場所 渋谷 SARAVAH東京
7月27日(土)
「昼下がりのシャンソン」
開場 pm2:00 開演 pm2:30 場所 新宿 シャンパーシュ
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