【カルーゾ】
※喉頭癌に倒れた伝説のオペラ歌手、カルーソーの晩年をテーマをにしたカンツォーネ!恋人(娘)へ別れと、諦観を歌い上げるルチオ・ダッラの名曲!
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みなさま、おはようございます。村上リサです。
以前にも少し触れましたが、ライブや人前で歌や演奏を披露するとき、納得いくまで練習を積んだら、あとは強気で歌うことが大切です。
気持ちの優しい人、慎重すぎる人、そして完璧主義の人が陥りやすい落とし穴。
ライブの当日、しかも、舞台袖まで行って、「次の歌詞が出てこなかったらどうしよう」、とか
「あそこの高音をミスしたらどうしよう」という心配。弱気の虫!
これが、厄介な内なる敵です。
ここで、大切なのが強気で自分を信じることです。
「あれだけ練習したんだから、大丈夫!そして、どんなに一生懸命練習しても、人間、間違えるときは、間違える。でもそれは仕方がないこと、自分がこの曲に没頭して楽しみ、それがお客様に楽しんで戴くことなのだ」と覚悟を決める。
肝心なのは、その場でそうなろうとするではなく、最初からそうすると決めておくことが大切です!
人前で何かをするには、人を思いやる優しい気持も大切ですが、自分自身の弱気に負けない強い気持ちを持つことが何より大切です。
そのことのに関して興味深いエピソードがあります。
ちょうど去年の春頃、携帯で新聞記事を読んでいると、その年に殿堂入りすることが決まった、プロ野球、元広島東洋カープの、故 津田恒美(恒実)投手についての記事でした。
津田投手は、特に若い頃は、自他共に認めるメンタル面の弱さがあったそうです。
それの弱さを克服するために、「弱気は最大の敵」、「一球入魂」を座右の銘とし、改善に取り組んだそうです。
二つの言葉をボールに書き、登板前はそれを見つめて気持ちを高めるなどしたそうです。
その結果、本来の才能が開花し、めざましい活躍を見せたことは周知の事実です。
バッターに対して真っ向勝負するその姿から「炎のストッパー」の異名を取り、32歳という短い生涯だったににもかかわらず、人々の心に強烈なインパクトを与えたのでした。
どんなに実力があっても、気持ちが強くないと、それが発揮できない。
強い気持ちで舞台に上がるようにしたいものです。
具体的な方法としては、津田投手のように、ボールを見つめて、言葉にして言うのでもいいし、言葉と動作で自分の気持ちを最強にするオリジナルの方法を練習してもよい。
よく、俳優さんが、舞台へ上がる前に、「人」という字を手のひらに書き、それを呑み込む動作をすることがあります。(人を呑んでかかるの意味から)
大事なのは、言葉と動作です。他の人が見ても、全く理解できないものでも結構。
これを、自分の気持ちを高めるための「ルーティン」と言います。
これは、以前私がショーダンサーとして週6日、一日に2回のステージをこなしていたときも、毎回やってきたことです。
時には、お客様の知らない部分で、ダンサー同士でもめ事があった直後でも、それを行うと今までのいやな気持ちやわだかまり、不安などもすべて解消されるのです。
仮に、ケンカした直後であっても、舞台上でうれしそうに、目を見つめ合いながら、抱き合うことだってできちゃいます。
でも、それを身につけていない人は、舞台上で視線すら合わせられなくなってしまうようです。
悲しいかな、それはお客様にも丸分かりだったようですが。
そして、今までの人生で最高の日のことを思い出してみます。
(自分の今までの人生の、ベスト10を紙に書き出してみて下さい。どうですか、人生いいことだって多かったはずです!)
リサの場合は、草津国際音楽アカデミーのレッスン室で、過去に最高の賛辞を受けたレッスンです。
その日のレッスンが元で、修了演奏会の出演者に選ばれ、しかも、楽器の受講者全てを含めて、全体の出演者の大トリを任されるという一連のサクセスストーリーが待ち受けていたわけです。
リサにとっては、現時点では、生涯で最高の日だったあの日の、あのレッスン室に、心をタイムスリップさせます。
目をつぶって、そのときの先生の表情や、周りの受講生達の姿を鮮明に思い出してみる。自分にプライドと力がみなぎり、最高の気分になって、そのまま舞台へ。
怖いものがない、あの日の自分に戻って・・・・。
私の場合は、思い出すのは、あの歌のレッスンの情景ですが、面白いことに、ダンスの舞台の前にも、最も自信のある、あの日の歌の先生のお顔を思い浮かべていました。
これから向かう舞台とは、全く関係ないことでも構わないのです。
自分の過去の人生で最高だった、あの日の、あの時間に戻れれば・・・・。
そして、そのときの最高の気持ちを、舞台からお客様に分けてあげて下さい。
そのときは、もう不安なんで全く忘れていることでしょう。
そして持てる最高の自分を、引き出すことに成功していると思いますよ。
慣れてくると、1分から、30秒ぐらいでできるようになります。
【今日の1曲】
「私は町の何でも屋」(フィガロ) 「セビリアの理髪師」より ロッシーニ 作曲
セビリアの理髪師のフィガロは、床屋から恋も取り持ちまで何でも請け負います。彼の機転とアシストで、アルマヴィーバ伯爵の恋は成就します。この曲はこのオペラの進行役でもあるフィガロが登場時の自己紹介の歌です。
リサはこの曲を歌って、先生に認められて、国際アカデミーの舞台に立てたのでした。
その先生は、ご高齢でしたが、若い頃には、フルトヴェングラーやブルーノ・ワルター、カラヤン、ヨッフム、クレンペラー、セル、フリッチャイ、リヒター等の大指揮者達とのレコーディングでも有名です。
舞台に出る前には、右の肩越しに、耳元で「トイ トイ トイ」と3回息をかけてくれました。
ドイツの劇場では、成功するというおまじないなんです。

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追伸
津田投手が一球入魂なら、「一声入魂(いっせいにゅうこん)」で行きましょう!
真っ向勝負の、炎のストッパーから、スピリッツを戴き、声も真っ向勝負で「炎のシンガー」と行きたいところですね!!

※写真はオペラ・クラシック歌手時代のリサ。
本日も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
【リサのライブ予定です】
(お問い合わせは「メッセージ」からお願い致します)
6/17(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00 場所 渋谷 SARAVAH東京
5/8(水)
Chambre Des Chansons
「~受け継がれるシャンソンスピリッツ~ 」<font size="2">Vol 1
開場17:00 開演18:00 大井町きゅリあん 小ホール
戸川昌子さん、うつみ宮土理さん他、豪華キャストと共演です!
【村上リサライブ動画】
【村上リサ ライブスケジュール】
【フェイスブックページ】

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※喉頭癌に倒れた伝説のオペラ歌手、カルーソーの晩年をテーマをにしたカンツォーネ!恋人(娘)へ別れと、諦観を歌い上げるルチオ・ダッラの名曲!
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気持ちの優しい人、慎重すぎる人、そして完璧主義の人が陥りやすい落とし穴。
ライブの当日、しかも、舞台袖まで行って、「次の歌詞が出てこなかったらどうしよう」、とか
「あそこの高音をミスしたらどうしよう」という心配。弱気の虫!
これが、厄介な内なる敵です。
ここで、大切なのが強気で自分を信じることです。
「あれだけ練習したんだから、大丈夫!そして、どんなに一生懸命練習しても、人間、間違えるときは、間違える。でもそれは仕方がないこと、自分がこの曲に没頭して楽しみ、それがお客様に楽しんで戴くことなのだ」と覚悟を決める。
肝心なのは、その場でそうなろうとするではなく、最初からそうすると決めておくことが大切です!
人前で何かをするには、人を思いやる優しい気持も大切ですが、自分自身の弱気に負けない強い気持ちを持つことが何より大切です。
そのことのに関して興味深いエピソードがあります。
ちょうど去年の春頃、携帯で新聞記事を読んでいると、その年に殿堂入りすることが決まった、プロ野球、元広島東洋カープの、故 津田恒美(恒実)投手についての記事でした。
津田投手は、特に若い頃は、自他共に認めるメンタル面の弱さがあったそうです。
それの弱さを克服するために、「弱気は最大の敵」、「一球入魂」を座右の銘とし、改善に取り組んだそうです。
二つの言葉をボールに書き、登板前はそれを見つめて気持ちを高めるなどしたそうです。
その結果、本来の才能が開花し、めざましい活躍を見せたことは周知の事実です。
バッターに対して真っ向勝負するその姿から「炎のストッパー」の異名を取り、32歳という短い生涯だったににもかかわらず、人々の心に強烈なインパクトを与えたのでした。
どんなに実力があっても、気持ちが強くないと、それが発揮できない。
強い気持ちで舞台に上がるようにしたいものです。
具体的な方法としては、津田投手のように、ボールを見つめて、言葉にして言うのでもいいし、言葉と動作で自分の気持ちを最強にするオリジナルの方法を練習してもよい。
よく、俳優さんが、舞台へ上がる前に、「人」という字を手のひらに書き、それを呑み込む動作をすることがあります。(人を呑んでかかるの意味から)
大事なのは、言葉と動作です。他の人が見ても、全く理解できないものでも結構。
これを、自分の気持ちを高めるための「ルーティン」と言います。
これは、以前私がショーダンサーとして週6日、一日に2回のステージをこなしていたときも、毎回やってきたことです。
時には、お客様の知らない部分で、ダンサー同士でもめ事があった直後でも、それを行うと今までのいやな気持ちやわだかまり、不安などもすべて解消されるのです。
仮に、ケンカした直後であっても、舞台上でうれしそうに、目を見つめ合いながら、抱き合うことだってできちゃいます。
でも、それを身につけていない人は、舞台上で視線すら合わせられなくなってしまうようです。
悲しいかな、それはお客様にも丸分かりだったようですが。
そして、今までの人生で最高の日のことを思い出してみます。
(自分の今までの人生の、ベスト10を紙に書き出してみて下さい。どうですか、人生いいことだって多かったはずです!)
リサの場合は、草津国際音楽アカデミーのレッスン室で、過去に最高の賛辞を受けたレッスンです。
その日のレッスンが元で、修了演奏会の出演者に選ばれ、しかも、楽器の受講者全てを含めて、全体の出演者の大トリを任されるという一連のサクセスストーリーが待ち受けていたわけです。
リサにとっては、現時点では、生涯で最高の日だったあの日の、あのレッスン室に、心をタイムスリップさせます。
目をつぶって、そのときの先生の表情や、周りの受講生達の姿を鮮明に思い出してみる。自分にプライドと力がみなぎり、最高の気分になって、そのまま舞台へ。
怖いものがない、あの日の自分に戻って・・・・。
私の場合は、思い出すのは、あの歌のレッスンの情景ですが、面白いことに、ダンスの舞台の前にも、最も自信のある、あの日の歌の先生のお顔を思い浮かべていました。
これから向かう舞台とは、全く関係ないことでも構わないのです。
自分の過去の人生で最高だった、あの日の、あの時間に戻れれば・・・・。
そして、そのときの最高の気持ちを、舞台からお客様に分けてあげて下さい。
そのときは、もう不安なんで全く忘れていることでしょう。
そして持てる最高の自分を、引き出すことに成功していると思いますよ。
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「私は町の何でも屋」(フィガロ) 「セビリアの理髪師」より ロッシーニ 作曲
セビリアの理髪師のフィガロは、床屋から恋も取り持ちまで何でも請け負います。彼の機転とアシストで、アルマヴィーバ伯爵の恋は成就します。この曲はこのオペラの進行役でもあるフィガロが登場時の自己紹介の歌です。
リサはこの曲を歌って、先生に認められて、国際アカデミーの舞台に立てたのでした。
その先生は、ご高齢でしたが、若い頃には、フルトヴェングラーやブルーノ・ワルター、カラヤン、ヨッフム、クレンペラー、セル、フリッチャイ、リヒター等の大指揮者達とのレコーディングでも有名です。
舞台に出る前には、右の肩越しに、耳元で「トイ トイ トイ」と3回息をかけてくれました。
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※写真はオペラ・クラシック歌手時代のリサ。
本日も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
【リサのライブ予定です】
(お問い合わせは「メッセージ」からお願い致します)
6/17(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00 場所 渋谷 SARAVAH東京
5/8(水)
Chambre Des Chansons
「~受け継がれるシャンソンスピリッツ~ 」<font size="2">Vol 1
開場17:00 開演18:00 大井町きゅリあん 小ホール
戸川昌子さん、うつみ宮土理さん他、豪華キャストと共演です!
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