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本日2回目の更新になります。

【今日の一曲】、「星はきらめき」 
プッチーニ作曲 オペラ「トスカ」から

朝のブログとは違う歌い手です。


政敵に捕らえられ、翌朝処刑されるカヴァラドッシが、星を眺めながら恋人トスカとの甘い夜を回想し、命を惜しむ悲痛のアリア。


歌っているのは、ジュゼッペ・ディ・ステーファノ

デル・モナコ、フランコ・コレルリと並んで、一世代上の3大テノールの一人。

中期以降の彼は、普通のテノールが絶対にやらない、高音を開いて出す方法で、圧倒的な効果を上げて、一時代を作りました。

しかし、喉への負担が大きかった彼の発声法や、節制不足?などから、晩年はオペラへの出演が極めて少なくなってしまいました。

マリア・カラスの相手役として、世界中をコンサートツアーで回ったりもしました。

朝のブログのベルゴンツィとは対照的に、調子を崩して当日のキャンセルも多かったと聞きます。

リサが付いていた先生のお一人がステーファノのお弟子さんだったので、最晩年に何度か聴かせて戴きました。

ご高齢でしたが、声の拡がり方が凄かった。リリコスピント(甘くてかつ、鋭い声)のテノールなのに、共演の日本のドラマチックテノールより、全然声に重さがあって、客席ではずっしりきました。




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