母親から、父の愚痴、祖母の愚痴を聞かされて育った私
聞きたくないとも言えなくて、無反応で聞き流していたけれど、
嫌だった。
どす黒いものがどんどん私の中にたまっていった。
結婚して、私は絶対に愚痴は言うまい、子どもにも、夫にも。そう決めていた。
だから子育ての悩みも夫に言えなくなった。
夫に愚痴を聞かせると嫌われるのじゃないかと勘違いして、
夫の話の聞き役になっていた。
子育ては思い通りにならないことばかりなのに
自分の枠にはめようとしてた
だから苦しかった。
息子が5年生で転校した時、学校に行けなくなった
あれから20年あまりたった今、息子が言う。
「あのころは、違う自分を演じていた。勉強も運動もよくできる自分になろうとしてた」
あなたは5年生ですでに、本当の自分を取り戻すために学校に行かなくなったんだね。
5年生から中3まで民間のフリースペースに通って異年齢集団の中で育った。
私もそこの親の会の人たちに支えられ、子どもたちから学びながら時を経た。
息子はそれから通信制高校を経て大学へ
「いろんな人に支えられて、高校・大学を出られた」と息子は言った。
母の私は、50を過ぎてやっと本当の自分を取り戻す為のスタート地点に立った。
遅かった。
だけどそれは私にとってはベストタイミングだったのだろうね。
心の勉強を始めて、大切な心の友もできた。
自分に自信がなく他人軸で生きてきた自分にサヨナラして、
今私はどうしたい、本当は何と言いたいのか、自分の心を大事にして生きていこう。