今回は曲がりなりにもスポーツのブログを5年以上続けている筆者(独眼鉄)と日本でもっとも歴史のあるスポーツチーム・読売巨人軍との関係を書きたい。

筆者の家は転勤族で、子供の頃は山形や三重・新潟などに引っ越しを繰り返した。

昔はモンテディオ山形やアルビレックス新潟と言ったJリーグクラブもなく、スポーツでの娯楽というのは、当然ナイター中継の巨人戦だけだった。

そのため三重に住んでいた頃に、一家で大型タクシーを借りてナゴヤ球場まで中日vs巨人戦を観戦したのはいい思い出だ。

そんな環境だったワケなので、子供の頃はご多聞にもれずに普通に巨人ファン。

それはファンだアンチだのというよりも、30年前の田舎の小学生というのは、それが当たり前だった。

また脱線するが、筆者がこれだけスポーツにこだわる人間になったのも、当時の田舎にはスポーツ系の娯楽は巨人と夏の高校野球くらいしかなかったからだ。

どんだけ弱いプロ野球球団でも地元にチームがあれば、そのチームの勝敗にカタルシスを得られたはずだ。

そうなれば、逆にこれだけスポーツに渇望する人間にはならなかっただろう。

話を戻す。そうした中での田舎の小学生の巨人ファン。

しかし、中学の終わりに千葉市に引っ越して、地元にジェフ市原(当時)も生まれて、もう「プロスポーツ難民」ではなくなった。

すると、自分のスポーツチームに対する価値観にも変化が生まれた。

そして当時、巨人軍フロントの金で4番を買い集めるやり方にも疑問を持つようになった。〈②に続く〉