①ではサッカー界の生きる伝説が50歳を超えて、なお現役生活と向き合うための体作りの難しさを吐露した記事を紹介した。
そこからダルダルな生活で低次元な部分で勝手に共感している不惑目前のおっさんの生活改善が必要なことも述べた。
②ではそのダメ40代がまともな生活をするためのメソッドについて考えていきたい。
40歳という年齢は女性において、ギャルでもなければ熟女とも言えない微妙なお年頃というのは周知の事実だ。
それは男性においても同じで、ジョギングやフットサル・バスケなどを休日に楽しみ、プレーしている間は部活感覚のスポ根気分が蘇る。
やればやるほど体は鍛えられる、10kmのジョギングは5kmのそれよりも倍のトレーニング効果があると思ってしまう。
だが、
それは錯覚だと多くの人は気づく。そう、月曜日の筋肉痛によって。
今こうして執筆しているブログ記事も、日曜日の朝にたった2km弱のジョギングをやっただけでベロベロになって、ようやく疲れが抜けた夜に書いている始末である。
若い頃のボクサー時代は毎朝7kmのジョギングも平気にこなせていたのに、不惑になるとこれっぽっちもこなせない体たらく。
それだけに51歳になってプロのアスリートとして最前線で戦うキング・カズの凄さを歳をとってより強く感じる。
しかしキングの凄さを肯定できる一方で、ジョギングの世界ではこんな言葉もある。
「フルマラソンというのは年齢を重ねないとうまくいかない。これだけのトレーニングをやればこれだけ走れるという客観的な分析は、歳をとって初めて分かる」
「だから市民ランナーレベルなら、勢いに任せて走る若者の方がリタイアしやすく、中高年の方が完走者は多い」
筆者は消化器系が弱くなってフルマラソンは難しくなったが(何時間も走っていてトイレの大に行きたくなったらそれこそ大惨事だ)、週末の軽いジョギングなら低い次元でそれが分かる。
「男の更年期障害」とあるが、食事もスポーツも若い頃に比べて好き勝手できなくなったのは事実だ。
だからこそ体作りに対して、データや情報収集の大切さは身に染みて分かるし、やっていくウチに面白さも見えてくる。
①で述べたように若い頃の知識や経験が通用しなくなってくる。
だからこそ、試行錯誤の食事&トレーニング方法を模索すり必要がある。
それは若い頃は「億劫」でもあったが、逆に言えばその調整方法がうまくいけば生涯の財産となる。
筆者の年配の知り合い(女性)が「食事でもなんでも10年後を見据えた取り組みが必要」と言っていたが、その言葉が身に染みる40歳目前の昨今である。