このブログを発信する時は2018年の2月なわけだが、平昌五輪があるのと同時に、23日には横浜国際プールでバスケ日本代表がW杯予選でチャイニーズタイペイと激突する。

そうした状況で一つ筆者が伝えておきたいことがあって筆を取った次第だ。

このブログが発信される2年後には2020年の東京五輪が開催されるわけであるが、この大会でバスケ日本代表が出場できるかは実は不透明である。

というのも、バスケの場合は2019年に中国・北京であるバスケW杯でベスト16に入らないと、日本代表は東京五輪の開催国枠がもらえないのだ。

そのため、日本は是が非でもW杯に出場したい。しかし、2017年11月の予選にはホームのフィリピン戦、アウエーの豪州戦で連敗を喫する。

バスケ漫画の名作「SLAM DUNK」の美人マネージャー彩子さんの言葉を借りれば、日本代表は「がけっぷち」の状況である。

今の日本スポーツ界というのはバスケに限らず、メジャー・マイナー問わず五輪で地元日本が活躍すれば自分たちの競技が活性化すると考える、いわゆる「五輪特需」が広がっている。

そうした五輪で活躍すれば…という淡い期待を寄せるバスケに限らず日本のスポーツ関係者は皆思うわけである。

しかし、東京五輪で活性化を目論む日本バスケ界の動きが、どうしても20年前の1998年にあった長野五輪のアイスホッケー日本代表に被って見えるのだ。

どこらへんが被るのかは②に続く。