のっけから筆者のブログに似つかわしくないほど大仰なタイトルだが、せっかくのW杯が近くなった今だからこそ、このテーマを考えてみたい。

冒頭のタイトルにある日本代表論についてだが、社会問題を政治に対して政治家や官僚に丸投げするのでは意味がないのと同じで、サッカー日本代表についてもファンの1人1人がちゃんと鑑識眼を持たないと、本当の意味でのサッカー文化論というのは日本には根付かない。

そうした上でのサッカー日本代表を楽しく面白く観戦するには何が必要なのか?という話である。

結論から言うと「普段からサッカーの生観戦の習慣を身につける」ということだ。

いきなりこのブログを見るのをやめようとした読者もいるかもしれない。しかし続ける。

基本的に日本の日常で定期的なサッカー・生観戦ができるのは、例外もあるがJリーグの場合が多い。

そうした中でやはり生観戦というのは、会場の雰囲気とか試合そのものの見え方というのも、テレビカメラの1つのアングルに限定した視点とは異なって感じる。

確かにJリーグでは塩試合も多い。特にJ2以下だとそれがよく散見されるし、貴重な週末と小遣いを消費で収穫がないとやってられない。欧州の方がレベルが高いのも確かだ。

でもだからこそ生観戦である。筆者のブログを長く読んでくれている読者なら分かるかもしれないが、筆者の試合観戦の知識というのはほとんど生観戦と読書からくる。確かに日本代表はそれ程でもないがJは100%生観戦だ。

そうした上で日本代表をどうやってより楽しむのか?その答えは②に続く。