先日、筆者が勝手にサッカーライターの師匠と崇める1人のウッテツさんこと宇都宮徹壱氏のフットボールチャンネルでの記事で、消滅した1998年に横浜フリューゲルスが今年で20年という節目なので(最後の試合は1999年元日の天皇杯優勝)、その特集記事の1つとして当時のフリューゲルスの選手送迎バスの運転手が「現役生活」に起こった思い出話をそのWEB媒体で紹介していた。
もちろん、それをそっくりそのままここで書いたら単なるパクリなので、詳しくはそのサイトを見てくれればいいのだが、この記事を読んで感じたことがいくつかあった。
まず当時の横浜フリューゲルスの選手送迎バスは税金込みで6500万円もしたということ。バブル末期にスタートしたJリーグだが、こうした部分にもそうした名残が伺える。
結局、チーム消滅後にそのバスが宮城交通に1500万円で引き取られたという話だった。走行距離も短かったしバスは20年は現役で走れるので、この値段がついたという。
この記事でフリューゲルスのバス運転手が「1000万円までなら工面できたが、結局バスを引き取ることができなかった。あとたった500万円だったら何とかしてお金を用意して、このバスを買い取りたかった」と言っていた。
このバス運転手の話を聞いて、女性の読者と男性の読者では感じ方に相当大きなギャップ(というか「溝」)ができたと思う。
まず女性がこの記事を読めば「オトコの思考回路ってクレイジーね。理解不能よ」としか思えないであろう。
一方で男性なら、この送迎バスは横浜フリューゲルスだからサッカーだけど、例えば長年使った読売巨人軍の選手送迎バスを巨人の運転手が買い取ったら「羨ましい」と感じたり、大枚はたいて購入する心理を共感する男性がいても不思議はない。要は種目の違いだけという話だ。
どの道、このブログ記事もこのままだったらただのパクリで終わってしまう。ここから筆者個人のオリジナリティを加えた記事にしたいので、②へと話を続けていきたい。