先日、集英社のスポーツ雑誌Sportivaのサイトで「フットサル・Fリーグで9年ぶりの日本出身選手の得点王なるか?」というニュースがあった。
その記事によるとFリーグは2007年に設立されて、2007-08シーズンのFP横江怜(よこえ・れお・ペスカドーラ町田)、2008- 09シーズンのFP稲田祐介(バルドラール浦安)以降、外国人選手もしくは日本帰化選手のリーグ得点王の独占状態が続いていた。
しかし、今シーズン(2017-18)は府中アスレティックFCのFP渡邉知晃(わたなべ・ともあき)が33得点と、第23節まで終えて次点のロドリゴ(湘南ベルマーレ)の24得点と大きく差をつけてリーグ終盤戦を迎えていると同HPにあって、筆者も屋外(サッカー)と屋内(フットサル)の違いはあれど、この競技に興味を持つ身として、この選手に関心が湧いた。
JリーグだとJ1で3年連続得点王になった大久保嘉人(2013〜2015年・川崎フロンターレ)がいたが、正直今の日本のフットボール界でそうしたことがどれだけの偉業なのかは、筆者も長いJ2サポ歴でJリーグには幾多の屈強な外国出身のフィニッシャーが幅を効かせていたのを知っているので、それが容易くないのはよく分かる。
この渡邉という選手についての競技者としての特長はこのサイトを見れば詳しいし、それをそのまま載せても単なるパクリで終わってこのブログに何の付加価値も生み出さないので意味がない。
ただ、今回はそのニュースソースを知った後に行われる次節の試合が、このブログを執筆している2017年10月28日の墨田区総合体育館でのフウガドールすみだ戦。すなわち筆者の地元である錦糸町が舞台だ。
その栄光に手が届く位置にいる日本人選手を是非この目で確かめたい。しかも近所。今回は本来のスポーツ観戦の予定を急遽変更して、秋雨の降るなかフットサル界の偉業へのプロセスを刮目しようと地元の体育館に乗り込んだ。〈②に続く〉
