①では筆者が流れでスタートさせたこのブログが紆余曲折を経て、今大きな分岐点に差し掛かっていて、そこからこのブログがどこに向かうのか?というのをこれから示していきたい。
前述の通り、当初このブログをスポーツ全般について広く浅く捉えようとしたが、このブログを執筆している2017年10月14日現在、それが無理だと痛感した。
当たり前だが、1人の人間が注意を払える限界(専門用語で「注意資源」という)というのは有限であって、一個人が発信できるスポーツの内容にも自ずと限界があるからだ。
「当たり前じゃねーか」と突っ込みが入りそうだが、そうした当然のことも頭の中を整理しないと見えてこないモノである。
では筆者自身ができる可能性が有限だと悟った上でできることは何で、これからどういう方向性に進んいくのか?と言えば、
①サッカー(フットサル含む)
②野球
③バスケット
④ボクシング
の男子・プロの試合を中心に追いかけつつ、
A.ナショナルチーム(いわゆる「代表」)がアジアから世界に打って出るために必要なことは何か?
B.トップリーグかそれに準ずるプロリーグ(例えばジェフ千葉を中心としたJ2やプロ野球、Bリーグ)をどうやってその魅力を表現するか?
C.社会人男子のプロ予備軍やアマチュアチーム(野球の独立リーグやサッカーのJFL・地域リーグなど)を追いかけ、その魅力をいかにして伝えるか?
D.これに加えてスポーツビジネスやスポーツと政治や外交についての関係性を伝える
だいたい大まかに言えば、(例外として上記以外の競技を扱うこともあるが)今の筆者が可能な表現の範囲というのはここまでが限界である。
そのため「『スポーツの現金化』と言いながらNFLやプロゴルフがないじゃねーか!」と怒る人もいるかもしれないが、今の筆者が払える注意力の限界はこれが限度である。(>人<;)
そして今回のタイトルのもとの言葉になる「四十にして惑わず」だが、この言葉を残した中国の孔子は迷いがないというよりも、自分に何ができないかを悟って、自分ができる限られたことにエネルギーと時間を集約してそれを研ぎ澄まそうと決心した、という意味でこの言葉を残したのかもしれない。
今の時代、孔子の頃にはなかったインターネットという選択肢を爆発的に増やした道具も発明&普及して、40歳になったからと言って現代人は皆迷わず生きていける時代でもない。
しかし筆者も来年(2018年)不惑を迎えるにあたって、細かな迷いはなくならないだろうが、少なくともネット上での活動において、自分自身ができる限られたことを見いだせてきたので、これからも細かなマイナーチェンジを経ながらも、自分のやるべき方向性が見えてきたというのは確かであるし、それは非常に有意義なことである、と実感している。