少し前の話だが、2015年のJ2でこんな記事があった。
「ジェフ千葉と東京ヴェルディはガードの枚数が多かったので、J2リーグから罰金を言い渡された」ということであった。
このニュースを聞いて悲しい気持ちになった。
この頃前後のジェフというのは非常にカードが多く、一部ファンの中には「ジェフはカードコレクターだ」と揶揄される始末だった。
この2015年シーズンでのJ2のジェフはその当時在籍していたスロベニア人FWネイツ・ペチュニクに「依存」していたサッカーに終始していた。
「信頼」ではなく「依存」。要は選手自身のメンタリティがペチュニク以外は子供だった訳だ。
依存しているような未熟で大人になりきれてないサッカー選手のプレーの象徴というのが累積警告の多さという形になり、リーグからお叱りを受ける羽目になる。
そんな中でのジェフのカードコレクターぶりである。
昨年(2017年)8月30日埼玉スタジアムでのW杯アジア予選で豪州と激突した。
その豪州代表のキャプテンマークをつけたCBが元ジェフ千葉のW杯戦士(2010年南アフリカ)でもあるマーク・ミリガンも実はジェフサポの中にはカードコレクターと呼ぶ風潮があった。
ただその在籍しているクラブの中にカードコレクターがいることは好ましくない。
ジェフにいるサッカー選手もそうだが、筆者の場合たとえ試合に勝っても、自軍にイエローがたくさん乱れ咲きした試合というのも喜び半分になる。
結局ファールしないと止められないというのは、DFが正確に足下にボールコントロールする技術がないというのをファンに広く示しているモノだ。
②ではファール、すなわちカードを貰わない選手について述べたい。