今回は筆者が群馬県に行けることになり、この地のプロスポーツチームについて色々考えることがあった。それを述べたい。
今回のザスパクサツ群馬vsジェフ千葉戦というのはナイトゲームであった。日曜の7時キックオフで、試合終了から前橋駅の終電までが、たった1時間10分くらいしかなかったのは、ファン目線で考えると良くないことである。
日曜のナイトゲームというのは別にザスパクサツの専売特許という訳ではないが、筆者も帰りの足を考えると、最後まで観戦できるか?というのも正直不安だった。
夏にデーゲームをやれとは言わないが、正田醤油スタジアムの管轄が陸連が優先という話も聞く。
しかし、そうした開催時間が遅いイベントというのは、主催者側の都合を優先というのもあるのだろうが、ちゃんと家に帰れるような環境を作ってもらいたい。
よくスポーツビジネスの世界で「夢を形に」とか「好きな世界で頑張る」と言った口当たりのいいごまかしの言葉が氾濫する時代だが、正直言うと、スポーツビジネスというのは会場使用料や開催に対する下準備も大切な仕事だ。
今回のザスパクサツ群馬vsジェフ千葉戦は2017年9月10日(日曜)で本来なら娯楽に適さない時間帯で開催されている。
今回対戦したザスパクサツ群馬というチームは、フロントの問題などもあり、大変だというのだが、だからこそ、このクラブにはリピーターになってもらえるような会場運営を望みたい。
そうしないとチームがいいサッカーをしても、最初からスタジアムに足を運ばない地元住民が増えるであろう。
スポーツビジネスというのは単なる戦力補強という要素だけでなく、様々な要素が絡みあって表面化するものだ。
ザスパクサツのフロントには、今後はこういう要素も考慮したクラブ運営を望みたい。

