冒頭のタイトルは世界一人気のある漫画ONE PIECEの冬島の桜編で主人公・ルフィの海賊団と遭遇した冬島の腐った国王・ワポルを倒そうとした元部下・ドルトンの言葉である。
本来なら筆者のブログはスポーツだし、ONE PIECEは冒険ファンタジー作品なので相容れない要素の方が多いはずだが、今回はジャンルの枠を超えてこの言葉を引用させてもらった。
そうした中で今回の話だが、前述の通り筆者のブログはスポーツに関してである。筆者自身、柔道やボクシングといった個人競技を中心に携わってきたが(根が個人主義というのもあるが)、最近はJリーグやプロ野球といった集団で行うスポーツをよく観戦する。
だから何なのだ?という話でもあるのだが、冒頭のタイトルの「国に〝心〟を望んで何が悪い?」という話ではないが、筆者のような人間が言うと陳腐に聞こえるかもしれないが、スポーツも〝心〟なくしては機能しないモノである。
先日読んだ昭和40年代に活躍した実業団サッカーの本で、その親会社が倒産の憂き目に遭い、元社員が「『企業は人である』という言葉があるが、自分たちの会社はその逆を行く保身ありきの組織だった」と嘆いていた。
国家でも企業でも規模が大きいから生き残るのではなく、トップが国民や社員を慈しむことが組織の潤滑油となり、それが結果的に未来の発展に繋がるのである。
今回のテーマにはまだスポーツの記述が少ないがちゃんと繋がる部分もある。②で説明していきたい。