今に始まった訳ではないが、今回のタイトルも見た人には「何だこりゃ?」と思われるかもしれない。もちろんこのタイトルにも意図はあるので説明していきたい。

トランプ大統領に対しては今更説明の必要はないだろうが、最初のクォン・スンテという人間は日本人なら誰でも知っているという訳ではないだろうから補足説明していきたい。

このクォンというのはサッカー、特にJ1のサポなら分かると思うだろうが、名門鹿島アントラーズのGKである。

今このブログを執筆している2017年8月12日現在、怪我で戦線離脱しているが今年のシーズンインの時には、鹿島初の外国人GKで現役韓国代表のJリーグ入りに国内サッカーメディアは色めき立った。

しかし、J2でズンドコしているクラブをユルく応援している筆者とは所詮別次元の話。筆者自身は最近まで、そのクォンという存在を知らなかった。

知った直接の理由ではないが、春先に次兄とジェフ戦を観戦した時、相手チームのGKが韓国人だったので「最近のJには韓国人GKが増えたな」とつぶやき、韓国語を勉強している筆者は「韓国語と日本語は共通点も多いから、(GKで重要な)言葉を使ったコーチングも他の外国人よりは容易だ」と答えた。

ただ、J1でも在日コリアンの多い大阪や広島、またJ2でも値段の安い韓国人カルテットを形成する群馬のような強化予算の限られたクラブならいざ知らず、「鹿島アントラーズ」というクラブでの韓国人GKという事実に筆者は衝撃を受けた。

その衝撃と今回の冒頭のタイトルの理由とは何なのか?その説明については②で述べたい。