小雨の降る世田谷は駒沢体育館でハンドボール日韓戦が行われた。気温も高い上に湿気もあるこの会場は、冷房も効いていない上に、室内の飲食も禁止。正直、室内での飲食でどうやって収益を上げるか?というのがスポーツビジネスの柱の1つになるのに、ハンドボールの試合運営というのはアマチュアに感じた。
今回自宅マンションの工事もあり、女子日本代表の試合は間に合わなかったが、男子には間に合った。
そうした中で、試合前のセレモニーやスタジアムDJのアナウンスもあったが、そのアナウンスが言う日本の応援が日本チャチャチャ( i _ i )。
思わず「昭和かよっ」と突っ込みたくなるようなアナログな応援だった。
だが、その一方でチアリーディングチームのパフォーマンスは、今まで失礼ながら垢抜けなかったハンドボールの応援が、一気に洗練されたモノになって、俄然会場を見るのが楽しくなった。
そんな中で日韓両国の選手が入場。韓国という国は秋冬制のスポーツの中ではラグビーよりハンドボールの方が盛んだという。
考えて見れば当然で、冬は零下15度まで下がる上に雪深い韓国なら、屋外でラグビーをやるより、室内でハンドボールをやった方が、強化の効率も高い。
そして国歌斉唱で韓国代表の選手には、何人か敬礼をしている選手もいた。
おそらくこの韓国人選手は尚武(サンム・韓国陸軍体育部隊・韓国軍で徴兵されながらも軍所属の選手としてプレーできるチーム)であり、尚武の選手まで来日するあたり、韓国代表の本気度も伺える。
③では試合に入っていきたい。

