夏の暑さもひと息ついた2017年7月29日に筆者は世田谷の駒沢体育館でハンドボールの日韓戦を観戦した。

今まで見たことのある日韓戦というのは、プロボクシングの東洋タイトルでの日韓対抗戦とアイスホッケーのアジアリーグでの日本製紙クレインズvsHigh 1(ハイワン・韓国のプロチーム)ぐらいだったが、今年(2017年)に入って、1月に代々木体育館で川崎ブレイブサンダースvs安養KGCのバスケ日韓クラブチーム決戦、2月のさいたまシティカップ(サッカー・プレシーズンマッチ・野球で言うオープン戦)の浦和レッズvsFCソウルを観戦し、今回のハンドボール日韓戦で通算5回目だ。

しかし、考えてみると今まで筆者が観戦した日韓戦というのはいわゆるクラブチーム同士の対戦であり、日本代表vs韓国代表というナショナルチームでの日韓戦というのは今回が初めてだった(厳密な意味での日韓戦というのは、そういう意味で初なのかもしれない)。

そうした中でのハンドボールの日韓戦。最初に女子の代表戦もあったが、今回は自宅マンションの工事もあり、この試合は観戦を見送った。

ハンドボールの試合という意味では、今年は日本リーグのプレーオフも観戦したが、日本リーグに在籍しているような精鋭の中から、また更に選りすぐりのハンドボール戦闘集団が招集された日本代表。実業団チームと代表とではどれだけ試合の質が変化するのかも興味のポイントだった。

そうした中でのハンド観戦。会場には2448人の熱狂的な日本のハンドボールファンが、夏の雨が降り出した世田谷の駒沢体育館に集結した。

そうしたハンドボールの日韓戦。どんな試合になるかは全く想像できない状況で、試合前のセレモニーは進行していった。〈②に続く〉

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