以前このブログで書いたことだが、プロゴルファーの青木功氏が経済番組のゲストとして出演した時に、コメンテーターが「青木さんはゴルフのプレーにおいて、心・技・体のどこが一番重要だとお考えですか?」と、質問した。

すると青木氏は「順序が間違っている。『体・心・技』だ」とプレーにおける最も重要な要素に体(健康やフィジカルの強さ)を挙げていた。

筆者も企業に就職するようになり、仕事で最も大切なのは「体」すなわち、体力やフィジカルだというのを痛感した。

体調が良ければ、職場で合わない人がいても「そういう人間もいる。筆者を中心に地球が回っているわけではないのだから」と価値観の違いを尊重できる余裕も生まれる。

しかし、体調が悪いと周囲の人間の粗ばかり見えて自己中心的になり、結果として仕事で自滅する。

それを踏まえた上で、人間が生活する上で最も大切なのは「体」であり、身体に体力がみなぎることにより、余裕やアイデア・他者の尊重も可能になる。

昔、アントニオ猪木氏が「皆さん元気ですか?元気があれば何でもできる」と仰っていたが、あの言葉はある意味で真理である。

そうして長い前置きになったが、このブログ読者なら今更だが、筆者はこのブログでサッカーを中心としたスポーツビジネスの記事を書いている。

しかし、近年のJリーグを中心としたプロサッカー界全体も「体・心・技」「元気があれば何でもできる」系の傾向にシフトしているのだ。

具体的な説明は②でやることにする。