今回のテーマは筆者にとって最もトラウマな内容になるが、読者の皆さんもどうかついてきてもらいたい。

タイトルにあるスポーツと学閥という話なのだが、都内の某スポーツバカ大学出身の筆者にとっては最も意味をなさないモノにも見える(というより個人的な好き嫌いにも思えるが)。

しかしこうしたブログを書くにあたって、この世の全てが20代での学歴で決まるとも思わない一方、学閥というツールによっての人脈というのも(学校によっては)存在するのも事実だ。

そうした中での学閥&学歴というのを意識させたのが今年(2017年)4月に観戦したサッカー関東1部リーグ(J5に相当)した新東京ダービーで東京23FCと観戦した東京ユナイテッド(東京U)である。

東京Uというのはもともと東京大学と慶応大学のサッカー部のOBが共同して設立したクラブで、鹿島アントラーズ出身で元日本代表CBである岩政大樹が所属している。

このクラブはトップチームを作って試合をして昇格を目指す一方で、その大学OBの人脈を活かしてJリーガーのセカンドキャリアの構築にも力を注いでいる。

そんな東京Uの試合を観戦して、選手の背中スポンサーを見て驚愕した。

東京Uの背中には天下の「みずほ銀行」の文字がっ!

J2クラスの地方クラブでもスポンサーが集まらず、それどころかJ2昇格圏内常連の湘南ベルマーレでも、背中はおろか胸スポンサーも入らないシーズンもあるのに、5部リーグの東京Uには日本のメガバンクの広告が…。

広告効果の期待できない地域リーグのスポンサーになるとは、この文字を見た時に今の日本社会で学歴というのはバカにできない部分もあると痛感した(ちなみに岩政は東京学芸大学の出身である)。〈②に続く〉