先日(2017年5月27日)は久しぶりに次兄と一緒にフクアリでジェフ戦に行った。今シーズンのジェフ戦はホームの名古屋戦とアウェーの横浜FC戦に続いて3度目となる。

このブログの読者で筆者にジェフ戦の論評を求めている人は少ないだろうが、今年から筆者は様々なカテゴリーのサッカー観戦を通じて、サッカーの本質を追求していこうというテーマのもとでブログ執筆を続けている。

そうした中でのジェフvs愛媛FC戦。今まで通算してのジェフvs愛媛の星勘定はジェフの方が圧倒的に有利だが(筆者の記憶ではジェフは愛媛にアウェーでの1敗しかしていない)、この第16節までの順位はジェフが5勝5分5敗の勝ち点20の13位に対して、愛媛は7勝3分5敗の勝ち点24で順位は8位とジェフより上だ。

ジェフからすれば今までの対戦経験からすればこっちの方が上だし、愛媛にすれば今シーズンの順位と勢いは自分たちの方が上と互いに有利な要素がある。

そんな中で、初夏の日差しから来るコンクリートの照り返しがキツいフクアリのピッチで、15時に主審は試合開始の笛を吹いた。

ジェフはGKが佐藤優也、DFが3バックで近藤はスイーパーの位置に入り、ストッパーに乾と山本、SBに岡野とキム・ボムヨンが入る。

中盤の底にジェフのレジェンドである佐藤勇人が次世代のジェフを担う高橋壱晟が夢のドイスボランチを組み、トップ下に10番の町田也真人、2トップのファーストストライカーの位置にスペイン帰りの指宿、その少し後ろに清武功暉が入った。

一方で、ジェフの黄金期を築いたオシム監督の通訳だった間瀬秀一氏が率いる愛媛は3-5-2で、韓国人GKがゴールマウスを守る以外はFPは全員日本人という純国産打線という面子でアウェーでの勝ち点3とフクアリでの初勝利を狙いに来た。

こうした中で決戦の火蓋が切られたジェフvs愛媛戦。この試合はカオスと化していった。〈②に続く〉

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