ここのところこのブログでスタジアムやアリーナの問題について色々言及している訳だから、今回はこのことも述べたい。

わかりづらいかもしれないが、下の2つの写真の客席を見てもらいたい。

{C7FBC1F6-0E59-4E35-B702-A127F53169AC}


{1F0D268D-AFF2-4B89-B74E-080954F762F4}

上がB1リーグ・千葉ジェッツの本拠地である船橋アリーナ。下がサッカーJ2の横浜FCの三ツ沢球技場。横浜FCには悪いがどちらがお客さんが来ているのか?というのは明白である(別に他意はないが)。

しかし、実際の主催者による会場への入場者数はこの日の千葉ジェッツが5129人で横浜FCが5367人だった。要は見た目に差がついているようで会場に集まった人数は、実はほぼ同じという訳だ。

もちろんJリーグの入場者数の発表というのは昔のプロ野球のような水増しというのはないので、横浜FCの発表というのは事実である。当たり前だが、筆者は別に痛くもない相手クラブの腹を詮索したい訳ではない。

ここで筆者が言いたいのはプロスポーツの試合を開催するスタジアム(アリーナ)というのは、キャパシティ(収容人数)ばかりに目が行ってしまうことが多々あるが、実は会場内の空席の割合をどれだけ減らせるかと言う、いわば「稼働率」の方が重要なのでは?という話である。

このことについて②でも述べたい。