筆者もこうしたスポーツのブログを書くようになってもうじき4年が経つ。
このブログを運営していて、視野の狭いサイトになるのだけは嫌だ、と今まで興味のあったボクシングとJ2ジェフ千葉だけでなく色々なスポーツを見て、知らない競技でも「このブログは素人だ」と嘲り笑われてもいいから、様々なスポーツに体当たりした。
しかし、筆者はそうした中であることに気がついた。
このブログは女子スポーツとほとんど接点がなかったことに…。
見たことのない女子スポーツを男の上から目線で否定するのは、男として最低だっ!と思い、ジェフ千葉の妹分(姉貴⁉︎)であるジェフレディースの試合を観戦することに決めた。
この日筆者が観戦したのは2017年4月8日(土)のJR京葉線・新習志野駅近くにあるフロンティアサッカーフィールド(秋津サッカー場)。入場料は一般で大人1500円だったが、ジェフのファンクラブ会員である筆者はタダ券で入場した。
相手は澤穂希など数々の「なでしこ」ことサッカー女子日本代表を輩出し、2011年のサッカー女子W杯でも世界一になった選手も生み出した女子サッカーの名門中の名門、日テレベレーザ。
筆者も様々なカテゴリーのサッカーを観戦してきたが、なでしこは初観戦。この日の試合はリーグ戦ではなくカップ戦。全く未知の領域に足を踏み入れる不安と期待が交錯する中で、ゴール裏がなくメインスタンドしかない秋津のピッチを見渡した。
JFL(男子のアマチュア最高峰リーグ・4部リーグ)や関東1部リーグ(5部リーグ)にもサポーターがいるように、当たり前だがなでしこにもサポーターは存在した。
しかし、ジェフレディースのサポがジェフのトップチームと同じチャント(応援歌)で、ジェフの一部分というイメージなのに対して、ベレーザのサポは東京ヴェルディと同系列のチームでありながら、ヴェルディとは独立した組織としての応援に見えた。
こうした全く未体験ゾーンの女子サッカー。審判も女性だったが、その主審が決戦の火ぶたを切って落とす笛を吹いた。〈②に続く〉

