①では日本のハンドボールリーグのレギュレーションについて説明したが、②以降では実際に試合や会場の雰囲気などにも触れていきたい。

筆者はこの日、駒沢体育館に試合開始ギリギリの時間に着いたのだが、この時会場内では試合前のセレモニーがやっていて、中は真っ暗だった。

そうしたセレモニーも終わり、お楽しみの試合が開始されようとする。

ここでハンドボールのルールなどを補足説明しておきたいが、ハンドボールの場合、コートに立てるプレーヤーはGK含めて計7人。サッカーだとFWなどがゴール前で混戦になって押し込むシーンもあるが、ハンドの場合、ゴール前の部分に赤くペイントされている部分には相手選手は入ってはいけない。

あと、ハンドだと相手がシュートを投げ、GKが触ってコート外に出ても、サッカーならCKになるが、ハンドの場合だとGKのボールになる。ハンドボールという競技の特性上、こうでもしないと試合の流れが切れないからである。

そして、サッカーだとペナルティーエリアでファールしたらPKだが、ハンドの場合ゴール前での反則だと7mラインからペナルティースローという権利が与えられる(バスケットでいうフリースロー)。

あとこれはルールではないが、ハンドボールというスポーツにとって選手に求められる身体的特徴に「高身長」がある。

ハンドボールの場合、相手のDFの上からジャンプした状態でのシュートが多いので(ジャンプシュート)、必然的にリーグの上位となれば高身長の選手がふるいにかけられた選りすぐりの選手として生き残る。そのため、ハンドボール選手を見ていると体型がバスケットやバレーボールの選手のように、「デカい」というより「ひょろ長い」イメージの選手も多い。

今回はハンドボールのルールや特徴の説明に終始したが、③以降試合に入っていきたい。

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