先日はWBCの日本代表vs中国代表の試合を観戦した後に、この土曜日は千葉市に移動し、筆者の魂の在りかであるJ2ジェフ千葉vs名古屋グランパスとの試合の観戦に行った。
筆者のフィールドであるサッカーで世界で家族の次に愛する集団である私のジェフユナイテッド千葉。そんなジェフが昨年(2016年)のJ1で苦戦を喫して、まさかのJ2降格となった名門名古屋グランパスとのホームで迎えた第3節の試合は、今シーズンのJ2の序盤の分水嶺ともいうべきカードであった。
アルゼンチン出身のリーガエスパニョーラ経験もあるエスナイデル監督のジェフ3-5-2の布陣。3バックはイ・ジュヨン、多々良、新加入のイケメン西野で右SBは北爪で左SBはパラグアイ人のホルヘ・サリーナス、ドイスボランチがサリーナスと同胞のアランダと今シーズン初先発の熊谷アンドリュー、トップ下に我らが10番町田也真人に2トップがラリベイと船山という布陣。
一方で名古屋はゴールマウスに日本の守護神だった楢崎正剛、4バックで杉森、大武、櫛引、内田。中盤に岡山でも活躍した押谷に宮原、八反田、和泉。2トップが永井龍にJ1得点王でもあった佐藤寿人。金で集めたといえば下品な表現だが、名古屋の面子はJ2とは思えない豪華なスタメンだった(ジェフが外国籍選手を全員スタメン起用の一方で、名古屋のスタメンは純国産打線だったのが対象的だ)。
そんな中でフクアリにW杯の笛も吹いた経験もある西村雄一主審がキックオフを笛を鳴らす。
両者、J2とは思えないスタメンの中で、序盤の天王山となるこの試合。立ち上がりの試合の入り方は共に硬かった。〈②に続く〉
