①ではでは自宅の近所の体育館で開催された障害者スポーツフェスタで、最初にブラインドサッカーの体験をすることが出来たが、②では車椅子バスケの体験について述べたい。

筆者は2015年のGWに車椅子バスケの日本選手権大会を観戦し、その時に体験コーナーで車椅子バスケ用の車椅子を操作したが、これが本当に難しい。

今回もこの体験が出来るので、参加を申し込んだ。

このコーナーは人気が高く、結構待たされたが、その分申し訳程度のイベントではなく、本格的なプレーも体験出来た。

女子の車椅子バスケチームの選手2人が誘導しながら、まずハーフコートでバスケ用車椅子をまっすぐ走らせてください、と指示された。

しかし、筆者の車椅子はまっすぐ走らない。ナイル川のように蛇行した線でしか車椅子は走ってくれない。フラフラ曲がりくねって動きに無駄が多い。

車椅子バスケの選手の走りは気持ちのいいくらいのシャープなスピードでの直線だ。

次にボールを持ってドリブル。車椅子バスケの場合ダブルドリブルがない。

しかし、トラベリングはルールブックに存在し車椅子を漕ぐ動作は2回まで、3回するとトラベリングだ。

そうした中でドリブルをするが、片手で車輪を漕いで、もう片方でボールを操るのは本当に難しい(これは上級者向けの技術)。筆者もやったが、ドリブルというプレーが成立しなくなり、ボールがどっかに転がってしまう。

最後にシュート練習。座った状態で普通のバスケのリンクを見上げるのは、立った状態で見るより遥かにリンクが遠く見える。

ゴール下からやや遠い位置からシュートを狙うもボールがリンクをかすることすら出来ない。

筆者のやれたプレーはここまでだったが、①のブラインドサッカーもそうだが、障害者スポーツで闘っているアスリートというのは、障害を持った部分を除けば、高いレベルでの身体能力を兼ね備えたフィジカルエリートなんだ、というのが実感出来た。

次は違う競技での障害者スポーツを体験したいと思った。

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